おわりのうた

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おわりのうた - (2023/12/12 (火) 09:21:57) のソース

#right(){&furigana(おわりのうた)&furigana()【登録タグ:&tags()】}
&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/nm16093433)
作詞:[[前略P]]
作曲:[[前略P]]
編曲:[[前略P]]
唄:GUMI

**曲紹介
>&bold(){一度の事が一斉に動き始め、舞台の幕は上がりました。}
>&bold(){悲劇か喜劇かは観衆の判断。}
>&bold(){それ以外の事は役者に必要ございません。}
>&bold(){さあさあお手を拝借、少女の一人芝居が始まります。}
-前略P の6作目。「暗幕と一人芝居シリーズ」(Blackout Curtain Record E.P.)の第1章。
-今日のお芝居はちょっと昔な世界が舞台。独裁者は劇を彩り始め、そして色々な事が一度に動き始めました。これはプロローグ、そんなお話。(作者コメ転載)
--舞台の暗幕を操る少女はいつまでも傍観者だった。少女が演じる舞台は全て過去の出来事、それに干渉する事は魔法でもない限り不可能だからだ。&br()舞台の幕はあがり、悲しい出来事が一斉に動き始める。&br()開始のブザーはけたたましい飛行機のプロペラ。観客の拍手は独裁者への喝采と悲鳴。&br()最初は登場人物の書き連ね。最後は少女の書き連ね。&br()たった1人で舞台の上に上がった少女。待ち人を待つだけで絵画になった時代を彼女は演じ始める。&br()朝は消え、月は泣いて、崩れない夢すら独裁者に壊された時代。&br()さあさあ、少女が暗幕をあげようとしています。どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。(「手紙ブログ」より引用)
-イラストは うさこ氏 が手掛ける。

**歌詞
さあ、歌おう 歌を歌おう 劇の幕は上がって
人々は悲しんだ ハンカチは忘れずに

「さあ声を上げて語ろう!」 悲しみは空の上
捨ててしまおうと言い 役者は舞台に立つ

おしまいだったんだ 科学者は君を殺し
花売りの&ruby(ばいた){売女}は 独裁者の腕で眠る
ごめんね ごめんね 帰れそうにないんだ
暗幕をかけよう 二度と悲しまないように

「ねえ、聞いて聞いて聞いて」 少女が服をつかむ
「屋根裏は見つからない?」 泣きそうな顔をしてた

さよなら知らない君は 幸せなんだろうね
そう言って売女は 空の上に消えていった

吐息は朝焼けの中で白く輝いて
帰りを待つ人は水面を見つめていたんだ
はじまりの木曜日 科学者は逃げ出した
さよなら さよなら おしまいは→はじまりから

朝が消えて月が泣いてる
待ち人はかえらない 迎えられない
あなたは待ち続け死んだの?
君の声もナイフで切り取られ
パイの取り合いは始まった
6年の長い音が・・・

&italic(){前略、お元気です……。こちらはすっかりと……}
&italic(){西の国では戦…はじまってしまいまし……}
&italic(){旅に出てしまったあなたは今どこにいるので……}
&italic(){奔放なあなたの……からきっと風が吹くまま……}
&italic(){どうか元気で帰……ください。いつか私……}

&italic(){P.S. 今日の月はとても綺麗でした}

**コメント
- 追加乙!!  -- 名無しさん  (2011-12-19 08:09:31)
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