ただ一度とないあの夏へ

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ただ一度とないあの夏へ - (2023/12/12 (火) 19:59:53) のソース

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目次
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|&nicovideo(sm39182104)|&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=D0HvoG7PbR4){342,187}|
作詞:[[椎乃味醂]]
作曲:[[椎乃味醂]]
編曲:[[椎乃味醂]]
唄:[[可不]]・[[初音ミク]]

**曲紹介
曲名:『&u(){ただ一度とないあの夏へ}』(&u(){ただいちどとないあのなつへ})
-絵を鷲屋氏、動画をろーまじん氏、ギターを[[きっと、ずっと、ぼっち。]]氏が手掛ける。
-可不の調声が非常に特徴的な曲となっている。

**歌詞
([[Googleドライブ>>https://docs.google.com/document/d/1KTOgvx3SU1prd_2OTECQjKAa_1BudQ0TDyCxsIbrwag/edit?usp=drivesdk]]より転載)

君は覚えているのだろうか、
滴る山に灼くる青の空、
あの重たそうに大きな雲を、
二人で掴みに行こうって、


君は笑って手を取って、
文字いっぱいの模造紙を持って。
自由研究の「自由」の部分は、
君のためにあるみたいだった。


あの山を越えて、
青時雨を見るのは、
いつも君が一等賞。
その背を追って、
私も蝉時雨に飛び込んだ。


雲の向こう、送電線、
限りなく青、青い情景。
陽炎に霞む廃線の上を、
ふと横切る涼風の匂い。

「ここを僕らのさ、秘密基地にしよう」
そう言って思い出を詰め込んだ、

はずなのに、今はもう、
君の声と顔すら思い出せないんだ。



君の影が消えたあの日から、
鬱陶しく灼くる青の空も、
あの重たそうに大きな雲も、
全部、全部嫌いだ。

嗚呼。

時間だけが重なって、
私を思い出から押し出して。
後に残った「意識」の部分は、
深い悲しみの累積だ。


あの山を越えて、この場所に来るのも、
もう何度目なのだろうか。
その度に記憶が、
薄れていくこと知る生活だ。


あの山を越えて、
青時雨を見るのは、
いつも君が一等賞。
その背はもうないが、
もう一度思い出させてくれ!


雲の向こう、送電線、
限りなく青、青い情景。
陽炎に霞む廃線の上を、
ふと横切る涼風の匂い。

「ここを僕らのさ、秘密基地にしよう」
そう言ったあの日の約束を、もう一度、

もう一度、
この場所で君と忘れない様に、このさ、

8月某日の特別な日にきみと結ばせて!

**コメント
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