七夜月の少女

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七夜月の少女 - (2012/06/29 (金) 23:03:50) の編集履歴(バックアップ)


ななよづきのしょうじょ【登録タグ:2012年 かんぱねって 初音ミク 真理歪

作詞:かんぱねって
作曲:かんぱねって
編曲:かんぱねって
唄:初音ミクAppend

曲紹介

  • かんぱねって氏 の7作目。
  • いたずら好きな鬼の子のお話です。(作者コメ転載)
  • 七夜月とは、陰暦7月の異称。
  • PVを 真理歪氏 が、エンコードを kenji氏 が手掛ける。
  • コンピCD 『色彩音楽イロドリティ』 収録曲。担当色は「青」。

歌詞

流る 流る 彩ずる時を
ただ ただ 飛ばず鳴かずと
花は 淡く 暮れど世に経(ふ)る
枯れることも忘れ

かげり寂し道の辺(みちのべ)
月は明かりを何時から なびく髪を照らした
僕は君の手を取り
囃(はや)し賑わいへと駆け出す

「ねぇ、君の声をきかせてよ」
袖を揺らし吹き抜ける言葉

「あなたがほしい」

声に紛れて 乱れ咲いた不知火(しらぬい)
巳(み)の時を過ぐ 命を束ねて
夢の調べも 冴(さ)ゆる蒼(あお)に焦がれる
七夜月(ななよづき)の戯(たわぶ)れ

祭囃子(まつりばやし)が猛り
神楽笛(かぐらぶえ)の音と 君の無邪気な声が弾む
夢を結ぶような時
儚く色褪せては 解けてく

時が満ちて「もう帰らなくちゃ」と
沈む闇へと誘う君の影

「鬼の国へ」

花は無情にも 枯れることを忘れ
鳥達は世を忍び川へ沈む
急(せ)いては已(や)めて 戸惑う風は泣いて
七夜月(ななよづき)が来たる

「ここでお別れ」

君を知らないまま
やがてゆおびかな日々が目を覚ます

声に紛れて乱れ咲いた 不知火(しらぬい)
巳(み)の時を過ぐ 命を束ねて
夢の調べも冴(さ)ゆる 蒼(あお)に焦がれる
幼い手の君も

花は無情にも 鮮やかさを背負い
鳥達はまた 高さを競わされ
急いては已(や)める 自由な風も消えて
七夜月(ななよづき)が醒める

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