終ノ国デ君ヲ待ツ | 永久ノ淵デ君ヲ呼ブ |
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花の季節は遠のひて | 花の季節は遠のひて |
もう幾度目かの秋が参ります | もう幾度目かの秋が参ります |
沈まずの日が照らす世だと言ふに | 宵闇の明けぬこの世とは言へど |
愛しひ姿も見えぬなど | 愛しひ姿も見えぬなど |
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君よ 何処へ去りて | 君よ 何処へ去りて |
君を 何時までも待つています | 君を 呼ぶ声が聞こへますか? |
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耳を研ぎ澄まし君を待つよ | 数へ唄歌ひ君を呼ぶわ |
とても上手だと褒めたあの唄が | とても上手だと褒めてくれたもの |
何時か届ひて僕を呼ぶだらう | 何時か届ひて君を呼び給ふ |
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終ノ国デ君ヲ待ツ | 永久ノ淵デ君ヲ呼ブ |
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朱の季節も遠のひて | 朱の季節も遠のひて |
もう幾度目かの冬が参ります | もう幾度目かの冬が参ります |
常明の世に双眸は慣れど | 常闇の世に双眸は慣れど |
愛しひ姿は見えぬまま | 愛しひ姿は見へぬまま |
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君よ 何処へ去りて | 君よ 何処へ去りて |
君を 何時までも待つています | 君を 呼ぶ声が聞こへますか? |
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耳を研ぎ澄まし君を待つよ | 数へ唄歌ひ君を呼ぶわ |
とても上手だと褒めたあの唄が | とても上手だと褒めてくれたもの |
何時か届ひて僕を呼ぶだらう | 何時か届ひて君を呼び給ふ |
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終ノ国デ君ヲ待ツ | 永久ノ淵デ君ヲ呼ブ |
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希つた僕 | 叶へた私と |
堕ちる場所はきつと同じだと | 堕ちる場所はきつと同じだと |
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信じ 委ねたのに | 信じ 委ねたのに |
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耳を研ぎ澄まし君を待つよ | 数へ唄歌ひ君を呼ぶわ |
とても上手だと褒めたあの唄が | とても上手だと褒めてくれたもの |
何時か届ひて僕を呼ぶだらう | 何時か届ひて君を呼び給ふ |
終ノ国デ君ヲ待ツ | 永久ノ淵デ君ヲ呼ブ |
終ぞこの耳が裂かれやうと | 終ぞこの喉が裂かれやうと |
繰り返し穿ち君を待ちませう | 繰り返し叫ぶ君のための唄 |
何時か近くに来てくださるやうに | 何時か近くに来てくださるやうに |
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終ノ国デ君ヲ待ツ | 永久ノ淵デ君ヲ呼ブ |