歌詞
雪が降り始めた 現在は陽炎も身を潜めている
冷たい空気の中 僕は独り佇んでいた
それとなく訊いてみては辛くなったり怖くなったり
躊躇わず打ち明けても結局は傷付いてしまう
運命みたいに無慈悲で残酷過ぎる言葉を
僕が好んで使っていたから君は耐え切れずに距離を置いてしまったのだろう
がらんどうの景色(けいしょく)に吹き荒ぶ乾っ風は
冴え冴えとして凍て付いている救いの余地もない 僕が贖うべき罪のよう
こんなに寒いなら もう少し着込んで来れば良かった
息も出来ないほど 苦しくて仕方が無いから
悴んだ手で握って僕は熱を奪っていく
振り払うこともせずに君は体温を与えてくれた
夢を見ていた 酷く無様な幻想の夢
銀色の風は思いを枯らして そして消えた
愛した数だけ泪が零れ落ちていく
鋭く尖る刃のように心の奥底を強く痛め付けていくんだ
明日になればいつかの笑顔も戻って来るかな
そんな無意味で淡い期待は振り切れないけれど 変わる新しい日に煌こう
コメント
- なぜこの名曲にコメントがないんだ! -- 名無しさん (2012-09-25 18:54:28)
- ないねぇ。 長い年月ずっとこの時期に聴いていれば気づかずに心を抉る事実に思い当たるというのに。 -- ichi (2024-12-04 15:55:31)
最終更新:2024年12月04日 15:55