曲紹介
- 紅松弥知氏 のボカロデビュー作。
- 『La Mersonnalité』というタイトルは、フランス語の「La mer(海)」と「La Double Personnalité(二重人格)」を組み合わせた造語。
- 二人の人格を持つ、解離性同一性障害の女性のお話。(作者コメ転載)
歌詞
蒼い瓶に入れた 宛名の無い手紙
詞(ことば)に置き換えて 哀しみを忘れた
涙を肥料(えさ)に 珊瑚樹を咲かせ
この迷夢(めいむ)で思い描かれた物語(おとぎばなし)が 虚構を恋(こ)わす
“わたし”を映す鏡の前には 誰もいない
「あぁ、毀(こわ)したくなる」
蒼い硝子の欠片 亡くされた珊瑚の瞞(まやか)し
饒舌な手紙の詞(ことば)を 溶かして
圧し瞑(つぶ)されてしまいそうな 波紋(なみ)を拡(あ)げる
歪められた心の傷痕(あと)は 癒えない
だからきっと 欠如(か)けている“もの”は『 』
“わたし”を映す鏡の前には 誰もいない
まなざしを感じて 手を伸ばす
かじかむ指先で 探しつづけた
何もない もう此処には誰もいない
ざらつく声が聴こえる
「“わたし”はどこにいるの?」
コメント
- 作成お疲れ様です!良曲ですな -- 名無しさん (2012-03-15 20:45:55)
- 注目すべき新人ですね。現役音大生らしいので、これからの活動にも期待。 -- 名無しさん (2012-03-17 07:35:37)
- 追加有難うございます! -- 名無しさん (2012-03-17 09:23:32)
- 珊瑚→珊瑚樹かと。この曲大好きです! -- 名無しさん (2013-10-20 10:04:37)
- ↑最初の珊瑚のことです、言葉不足でした -- 名無しさん (2013-10-20 10:05:16)
最終更新:2024年11月25日 14:00