曲紹介
『東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ』
- DJ GENMAI氏 の16曲目。
- “飛梅伝説” に纏わる三本の木を嫁三人が演じたようですよ?(作者コメ転載)
- 配役は 桜役・桜の巫女・・・初音ミク 松役・ヨイシの妍狼・・・結月ゆかり 梅役・白の舞姫・・・IA 。
- イラストを 鮎丸氏 が、動画を 純柴セイ氏 が手掛ける。題字は DJ GENMAI氏 の母親直筆。
歌詞
~桜ノ巻~
あたしかわいい、めっちゃ若いし、萌ェ死。
捨てられるとか、まぢ有り得ないし。
左遷、ついて行けなくてサーセン。
・・・ちっとも、悲しい訳じゃないんだからね!
花弁のように、蕾のように。
そっと触れられて。
濡れた体は、愉悦の刹那。
それすらも、後の祭り。
~松ノ巻~
妾(わらわ)、遊女(あそびめ)、ぬしも好きでありんすね。
わっちも同じ、同じ穴の狢(むじな)。
恋などと、烏滸(おこ)がましい。
然りけれど、許してくりゃれよ、だめかや?
追い切れんせん、耐え切れんせん。
想い、夢半ば。
見守りんしょう、名を呼びんしょう。
未だ遠き、この地から。
~梅ノ巻~
立ち別る夜半(よは)、詠んでくださった歌。
「主なしとて」、なんて言わないで。
讒訴(ざんそ)の仕打ち、いと愛する御身は。
遠く々々、遥か西へ々々。
千、万里、離れても。
参ります、巡り来る春を待たずに。
春風に乗り、野を越え、山越え、
香り、届けましょう。
御身の元で、常々、お傍で。
なればこの身、枯れるまで。
・・・・・・あゝ、辿り着いた。
『梅の花よ、舞え、高く々々、舞え』
瞳、霞む世界、今宵も月が、満ちて――
コメント
- 追加おつ! -- 名無しさん (2013-06-05 20:06:26)
最終更新:2023年12月12日 03:40