曲紹介
いつかまたどこかであえますように。
曲名:『ポートレート』
歌詞
(作者サイトより転載)
君はいつだって目の前のセカイを四角く切り取るのが好きでさ、
私はそんな君の横顔を独り占めするのが好きだった。
私はいつだってセカイにひとつだけの歌を探したりしててさ、
君はそんなことなんてどうでも良さそうな癖にいつも傍に居たね。
特別なワケなんてなくて、だからこそ特別だって思えた。
だから、私の言葉で音で、君を歌えなかった。
そしたらいつか君が遠く、遠くへ行ってしまいそうで、怖くてたまらない。
強く強く思うくらいに。
今なら言える、私、君のことが"好き"だった。
切り取られたセカイはいつだって可笑しなくらいキラキラ煌めいてさ
いつだっけな、私、「君らしいね」なんて曖昧に微笑んでいた。
驚いた君の瞳に映った私と向き合うとき、何かが壊れる音に、
耳を塞いで逃げ出したのはどうしてだろう。
心地よいはずのあの距離も、呼吸の仕方も忘れてしまった。
だけど、私の言葉で音で、君を歌えなかった。
そしたら今度こそ、君を思い出せなくなりそうで。
本当は分かっていた。
あの日の君、はもう居ないって。
それでも私、君を記憶にはしたくなかった。
言葉にしたら嘘になる、嘘になる、そう思っていたんだ。
言葉にできない、形のない、あの気持ちは、だからこそ本当なんだって。
いっそいつの日か失くしてしまう、そのときに初めて気づくんだろうって、思って。
だけど失くしたことにさえ気づけなかったみたい。
私には何も、何にも残ってないや。
君のフィルムに刻まれた私は、今でもキラキラ煌めいてさ。
私もそんな風に、いつか思い出のように口ずさめたのなら…
「変わってしまったのは私でも君でも私の気持でもなくて、
ただ時間が流れただけさ」
たとえばそんな、綺麗なフレーズも
受け入れてしまうのかな。
だから、私の言葉で音で、君のうたを歌うよ。
少しでもあの日の君に近づけるなら、それでいい。
「サヨナラまたいつか」
心の奥刻むメロディ、歌えばほら、君をちゃんと思いだせるから。
そしたら、私、君をちゃんと忘れられるから。
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最終更新:2025年02月02日 20:55