常夜糖

じょうやとう【登録タグ:2016年 不始末 初音ミク

作詞:不始末
作曲:不始末
編曲:不始末
唄:初音ミク

曲紹介

眠れない夜に常夜糖という飴のようなモノをくれる夜泣きおじさんをイメージして作りました。しかし夜泣きおじさんは窓ガラスの中にしかいないのです。(何のことやら)

歌詞

piaproより転載)



また何度目かわからぬ ずっしりがきて

重たい熱がきみを苛むだろう

開かない窓に額を預けるだけじゃ足りない

ひたすら ひんやりを求めている



夜泣きおじさんからもらった貴重な常夜糖

無味無臭なのに不思議と とろんとする

繰り返しの夢も 立ちふさがる闇にも

見向きもしないで まどろみの淵に連れてってくれるさ



痛みの森の奥にある冷たい結晶のケイヴ

ひたひた ひとりで感じる ひとりきり

一面に突き出した原石 ずきずきする頭蓋骨みたい

響かないようにやさしく採掘したい



情緒的になればなるほど知性は萎縮してく気がして

隅っこにのいた本棚をふとかわいそうに思う



うう(呻き声)



もう溶けきってそれっきり

次の粒ちょうだいってねだる間もなく

夜泣き涙も渇いて

おあずけをくらうの



窓ガラスの中のきみに分けるよ 甘くないよ

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最終更新:2023年12月12日 10:47