ファントムペイン

【検索用:ふぁんとむへいん  登録タグ:2019年 IKUO Masatake Osato RAHWIA VOCALOID n.k 奏音69 巡音ルカ 曲は 鳴風
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作詞:奏音69
作曲:奏音69
編曲:奏音69
ギター:鳴風
ベース:IKUO
Mix:Masatake Osato
絵・動画:RAHWIA
Vocal MIX:n.k
ボイス:奏音69
唄:巡音ルカ

曲紹介

地獄で逢えたらさ、また恋人ごっこしようよ。
今度は、ふたりきりで。
曲名:『ファントムペイン
  • Royal Scandal第6章。
+ あらすじ
歌姫になることが夢だった。だがレベッカは、母になる人生を選んだ。
Barマスカレイドの衣装デザイナーを務める彼女は、恋人のリチャードと静かに暮らしていた。
しかし酒癖の悪いリチャードは、仕事の鬱憤をレベッカへの暴力で晴らすようになっていく。
それだけなら何とか耐えられたが、ついにリチャードの暴挙が彼女の連れ子ロゼッタにも向けられてしまう。
レベッカは母として、あるいは女として、最悪の二択を迫られていた。
娘は守らなければならない。でもリチャードと別れることなんて出来ない。もちろん、どちらかが居ない世界なんて絶対に生きていけない。葛藤の末、彼女が選んだのは……。
レベッカは親友のリリアンに頼み、ロゼッタを立派な歌姫に育てるよう強引に約束すると、娘を置いて去ってしまう。
そして彼女は、幼い頃に夢描いた歌姫のドレスで美しく着飾り、愛するリチャードに捧げる”最期の乾杯”の支度をはじめる。

歌詞

(作者によるコメントより転載)

だから、こんな(アタシ)を許して。
ひとり啼き濡れる、この蜜の花。
でも愛した貴方の気が済むのなら、
この痛み……受け入れるわ。

今夜はもう少しだけ酔忘(ヨワ)せて。
一杯(ヒトハイ)が痛みを和らげるの。

愛してる、許せない。
忘れたい、離れられない。
そうやって遺った傷痕が、この夜もまだ痛むのよ。

ねぇ、こんな(アタシ)を許して。
殴りつ蹴る声と、悲鳴(カナシメ)る声。
でも小さな愛娘(アノコ)を守るためなら、
この傷も……耐えられるわ。

嫉妬するくらい綺麗な愛娘(アノコ)の身体に、
傷ひとつ、つけはしないと覚悟(キメ)たの。

女は独りでも強い。
泣かないで、枯れてしまうわ。
小さな花も可憐な薔薇を演じれば咲くのよ。

だから今夜は口紅(ベニ)を塗って、
貴方と最期の乾杯をしましょう。
もう誰も苦しまぬように、
痛みのない毒で――。

「仮面の裏」を見知(みせ)ないように、
愛娘(アノコ)の遠くで、決着(カタ)をつけるわ。
傷をつけられようが生別(わか)れられないの。

"愛しているわ"

ねぇ、こんな(アタシ)を許して。
午前0時には帰ると()った。
でも心配しないで大丈夫よ。

今夜はもう、傷が痛くないの。


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最終更新:2024年07月20日 20:29