徒歩十一年

【検索用:とほしゅういちねん  登録タグ:2020年 Takane VOCALOID あじみ チェリ子 中里隆夫 曲た 結月ゆかり
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作詞:あじみ
作曲:あじみ
編曲:あじみ
イラスト:チェリ子
動画:Takane
MIX:中里隆夫Twitter
唄:結月ゆかり

曲紹介

曲名:『徒歩十一年』(とほじゅういちねん)
  • あじみ氏のVOCALOID曲2作目。
  • プロジェクト『石黒千尋×結月ゆかり!みんなでつくる2.5次元「結月ゆかりMμ(みゅー)」』参加楽曲。

歌詞

独りで彷徨(さまよ)う街の角
祈りは形だけ光ってて
浮かんだこの星の命も
伸ばすほど重みを感じない
跳ねれば跳ねるほど虚しく
ロケットも飛べぬほど賑やか
そこら中(あな)だらけになった大地で
青い蒼い碧い 月を見ていたんだ

誰もが終わりをうたう中、
あの世は今、只今始まるの。
横へ、縦へ、いずれも無尽。
後ろ、前、何処もかしこも無人!
飛び立つLife 踊り出すLive
掻き鳴らす胎動 揺れるlagtime
明滅するネオンの光のように

私はここにいるよ 誰がそれを知ってるの?
塞がれた世界に問いかけても 何も返ってこない
命は(あざ)だらけで それなりに美しい
徒歩十一年のその向こうへ 歩き出す私を 見つけてね


1人は この街を愛せず
1人は あの星の影を追う
美しい そんな言葉すら脆く
あの蒼い蒼い夢を見続けるのだ

夕日が 自慢のこの丘も 煌めく 空にも 色彩はない

私はここにいるよ 誰がそれを知ってても
(いびつ)な生活に(すが)るように 今を揺蕩(たゆた)
生命(いのち)の 居場所はもう 私の 傍にはない
日は海に沈み ソレが登る 一人ぼっちの私を 笑うように


軽い軽い手足は兎のように
あの日の午後をまた繰り返す
浮かんだダージリンを(すす)ったら
あのまま 此のまま 其のまま

干からびた海の底 300℃の昼下がり
音という音は闇に消えて 世界は凍っていく
置いてきぼりの声に 祈りだけが光っている
最後を飾る 花束なんて

もう 要らないのに。

私は ここにいるよ 早く 迎えに来いよ
こんな 薄い酸素のど真ン中じゃ 声も響かない
命は孔だらけで どうしても美しい
徒歩十一年のその向こうは あんな青い空が 続くのかな


コメント

  • すげーここちよいサウンド!!スケールの大きさとその間を抜けるかなりのスピード感と憧憬と宇宙間と頽廃と超未来と電子生命! -- 名無しさん (2020-04-21 01:06:54)
  • 徒歩十一年、月と地球の距離約38万キロメ-トルのことか。寒暖差約300℃、孔だらけの大地、青い月が見える場所。 -- 名無しさん (2020-04-24 15:44:28)
  • もっと評価されてくれ……………… -- 名無しさん (2022-07-06 21:01:24)
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最終更新:2023年12月12日 20:59