落伍の涎は鴆毒

【検索用:らくこのせんはちんとく  登録タグ:2020年 IDONO KAWAZU VOCALOID v flower 初音ミク 曲ら
+ 目次
目次
作詞:IDONO KAWAZU
作曲:IDONO KAWAZU
編曲:IDONO KAWAZU
唄:初音ミクv flower

曲紹介

曲名:『落伍の涎は鴆毒』(らくごのぜんはちんどく
  • IDONO KAWAZU氏の9作目。

歌詞

PIAPROより転載)

貴方は全てを知っていたのだろう
当に時間は過ぎてしまったことを
安閑(あんかん)は見事、朽ちてしまいました
果ての淫雨に抱かれた罪を知るの

「 モンダイハナイデショウ 」

きっと宿世を恨んでしまうだろう
故意に憑かれた「平生の不養生」
まあまあ、尽瘁(じんすい)なんて報われまい
それもこれも垂涎(すいぜん)の愚かさ・・・

感情が腐ったんだもう何もでない
絞り滓もろくに役目も果たせない
唯万策が尽きたんだ今止めないと
己の「猛毒」に、犯されてしまう

終い忘れた演目幾度目かの千秋楽
無観客公演にて、雨漏れだけ喝采
一二三四と並んだ烏合と魍魎共さ
「 ゴアイテ、シンゼヨウゾ 」

そこまで、一辺倒に着膨れて
呆れ惚け響くよ、ざあざあ
唐変木(とうへんぼく)にはなるまいと
かえりかえり省みる日々なら

山無し落ち無し意味もなしと
徒爾(とじ)なる畢生(ひっせい) 怪訝がごとし
愛もさらに生も 繋ぐ所以も
敷衍(ふえん)もない淡々と過ぎるだけ

天気は如何ですか
相変わらず雨です
今世は如何ですか
手応えない生です
萱草を煎じて致した処で、未だに
厭、厭、厭、厭、厭、厭、厭、厭

感情が腐ったんだもう何でもない
鏡に映る己が身ですら嘆かわしい
唯永遠なんて関係性何処にもない
いつしかは、雲散霧消と為るだけ

干渉が過ぎたんだもう誰もいない
不意に凭れる温もりすら叶わない
嗚呼完敗だもういいさ匙をなげた
ありもしない悲喜劇を紡いでいた
虚言は本当になってしまったんだ

堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ブ


コメント

名前:
コメント:
+ タグ編集
  • タグ:
  • IDONO KAWAZU
  • v flower
  • 初音ミク
  • VOCALOID
  • 2020年
  • 曲ら
最終更新:2023年12月12日 15:34