曲紹介
歌詞
天地覆載(ふうさい) 鳴り響くメロウ
月読の光は清く 照らせれど
何も感じないね 惑いもないね
正しさに囚われたって
旧市街三番線から見えた
ネオンが瞬いて消えていった
寂れた街に群がった紫苑
頽落を謳歌しよう
錆び付いたメリーゴーラウンドで
くぐもった笑い声
なりふり構わず昼行燈で
曖昧を享受しよう
廃頽的微睡の奥へ
一夜限りの夢を見よう
覚えていたのは
崩れたバベルの塔
願えども叶わぬことならば
それで終わりでしょうか
不確かなのさ
おまじないみたいにさ
花弁千切ったら楽になるような
くだらない日が続きますように
相も変わらず 管を巻く毎度
フラつくグラスに躍る 淫らなボルドー
そこに嘘はないね 迷いもないね
外連などないと知れば
勇み立った神鹿を
照らしだす夜の街路灯
盲目的で神格的な
奮える気勢を纏って
華やいだハイカラな最中
歌声は明か憂さを晴らすような
目眩く流星が降り注ぐ夜を眺めていた
燻って消えずいた言葉を今
吐き出してこうぜ堂々送り出せ冥途に
正体を昇華しよう
押し寄せた仮想現実へ
吹き荒れた旋風
投げ出せ淡い理想道徳を
鮮烈に往生しよう
愛憎乱れた悲劇宜しく
身を尽くして花と散ろう
抱いていたのは
孤独の虚しさで
儚げな夜風が頬撫でて
今日を流していくんだ
鮮やかなのさ
泡沫みたいにさ
涙流してもう雲掴むような
縋る何かがそうであるように
透明なレンズで捉えた蜃気楼
その姿をなぞっていた
見えないものを描こうと
ただ僕ら祈りを携えて
結ぶ銀河のダイオード
乾いたノイズが
飛び交う暗い部屋
朧げな光が美しく
僕を照らしてたんだ
覚えていたのは
崩れたバベルの塔
願えども叶わぬことならば
それで終わりでしょうか
不確かなのさ
おまじないみたいにさ
花弁千切ったら楽になるような
くだらない日が続きますように
コメント
- サンカさんの言葉の使い方が好きすぎます。 -- toki (2025-04-11 16:45:13)
最終更新:2025年04月11日 16:45