曲紹介
- 梅田でやたらと人が降りるなあと思ったら。
- 21.1.17 追記.ニコニコDAILY_TOPICSにて紹介されました。
歌詞
夕暮れ5時の心斎橋
あてもなく歩くアーケード
建物の切れ間 射し込む斜陽
途切れがちな僕らの会話のよう
週末ずっと一緒だったから
口数は減ってきたけれど
君の手から伝わる熱とか
静かな時間さえも心地よくて
帰りの時を引き伸ばすように
ゆっくりした足取りで歩く
行きたくないな 君と僕を
隔てる500キロが
心まで遠ざけるのが怖くて
君の手を離さずに 連れて帰りたいけど
横たわる現実を動かすには
僕は未熟すぎて
二人を遠ざける合図のように
接近メロディが鳴り響く
大阪の動脈に飛び乗り
細胞になって流れてゆく
梅田でやたらと人が降りて
ガラガラになった席に二人
腰掛けたすぐ後に流れる
「この電車は次の中津までです」
「新大阪まで行かへんなあ」
悪戯な顔で君が笑う
あと少しで辿り着けない
もどかしい距離は
迷い躊躇う 僕の気持ちみたいで
かりそめの終点を
取り払った先にある景色に
まだ自信が持てないんだ
円いベンチ腰掛ければ
僕らだけのエアポケット
電車の音も雑踏も 消えていくんだ
いつの間に見違えた この駅のように
変わって行かなきゃなあ 僕も
「帰りたないな」
僕のワガママ 音でかき消すように
サヨナラの電車はすぐやってきて
「せやけど…」って 寂しそうな
作り笑いキミにさせたくないんだ
させたくないんだ もう
地下から出た電車みたいに
気持ちは向こう岸に届くかな
淀川に夕陽が滲む
「なあ 死ぬまで横におってくれへん?」
陳腐な言葉しか出なかった
悪戯な笑顔で応えた君を
守るよ 本当の終点まで
コメント
- 関西人ホイホイかと思ったけどいい曲 -- 名無しさん (2021-01-22 20:12:15)
- 関西にあるんだ。でもリアリティのある歌詞?で惹かれたリズムが独特で好き -- 名無しさん (2021-02-18 23:04:58)
- 大阪の地下鉄御堂筋線で曲に到着メロディとかも入ってる。新大阪駅の1つ手前の中津止の電車にイラっとするのも関西人あるある -- 名無しさん (2021-03-07 22:11:41)
最終更新:2023年12月12日 14:27