狐花

きつねばな【登録タグ:2018年 VOCALOID ヴェーラン 鏡音リン 鏡音レン
作詞:ヴェーラン
作曲:ヴェーラン
編曲:ヴェーラン
唄:鏡音リン、鏡音レン

曲紹介

鏡音11周年おめでとうございます。
  • 氏の「鏡音和風物語」シリーズの2作品目。

歌詞

PIAPROより転載・編集)

狐花 儚い記憶
遠い日の約束 果たす為
幾度も四季は巡りて
鳥居越え此方へ参ります

雪が閉ざす山奥の里
守り神はとても泣き虫
人の瞳に 映らぬ姿
狐花の化身

短い夏の終わりの祭り
豊作祝う 神楽鈴の音
金に輝く稲穂と踊る
白狐面の子供

里を守る神様
妖祓い 雨乞いをして
泣き虫な顔を隠す
幼く笑う 白狐面

狐花 儚い願い(天に 響く)
人の瞳に僕は映らない(鈴の 音色)
幾度も四季は巡りて(遠く 遠く)
里を見守る日々続きます(君に 届け)

雪が閉ざす山奥の里
産声あげる 双つの忌み子
里に災をもたらすものと
社の奥へ閉ざす

不作続く山奥の里
忌み子の所為と 人々恐れ
神の怒り鎮めるためと
一人殺されました

里を守る神様
叫ぶ声は人に届かず
今際の子供の願い
「あの子を独りにしないで」と

狐花 零れる想い(里の秘密)
君の願いを叶えるために(君を 殺し)
骸に入り生まれた(嘘を ついた)
人の瞳に映る『鬼の子』(醜い大人達)

《一人が神様に「隠され」》
《残された忌み子は》
《災いを祓うものとなりました》
《それから、幾年》
《白狐面を被る鬼の子が》
《何処からともなく現れるのです》

君が「隠され」独りになって
現る鬼は とてもやさしく
きっと君が鬼に成り果て
私の元へ来たの

里の大人が話す
「鬼は要らない殺してしまえ」
私の大切なもの
もう奪わせない 守るの

分かっていたの 君は君じゃない
あの子はとっくに死んでいたんだ
泣き虫な鬼 里の神様
最期の願い叶え

狐花 呪いをかけて
君を縛る全て壊しましょう
一夜に毒は巡りて
一斉に咲いた 赤い花

狐花 儚い記憶(六花 舞いて)
僕を映す瞳はもういない(君の 元へ)
幾度も四季は巡りて(鳥居 越えて)
里を見守る日々終わります(ともに 消えた)

鳥居越え彼方へ「さようなら」

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最終更新:2023年12月12日 15:41