曲紹介
【夏:憧れと追憶】
- 夏をイメージした作品です。誰かの眩しさに憧れ、追いかけることが自分の一部となって息づいている時間は永遠ではなくて、きっといつかは卒業しなくてはならないけれども、それだからこそ今この瞬間がとても美しいのだと思います。(動画概要欄より転載)
- イラスト:あわのすけ
歌詞
一行詩みたいだね この季節の色は……
何もかも全てが過ぎ去ったけれど
暑さに応えて記憶は目覚める
重ね合う旋律のダイアログには
永遠宿したと夢見ていた
触れそうな近くに君が見えて
ラムネのビー玉みたいなもどかしさを
臆病な僕はぎゅっと飲み込んだ
憧れは一つの熱病だね
眩しく僕を射抜いた真夏の名前を
探し追いかけてなぞる向日葵の軌跡
明日をずっと遠くへ見失うくらいに
日輪の夢に焦がれたのは君のせい
波の穂は満ち引きを繰り返すけれど
もし君が去ったら戻らないと知った
南へと遠く目を凝らしても
景色はただ「青」の一行だけ
(間奏)
一筋すっとこぼれた流星の涙は
僕が僕自身辿る軌道を描いた
僕らを共鳴してゆく鮮やかなソノリティ
蝉時雨よりも懐かしいのは君のせい
今 隠した言葉が溢れそうなんだ
「ねぇ 行かないでよ」
もうすぐだ
気づかないまま入れ替わってゆく
突然に君を連れてく
夢から
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最終更新:2025年06月22日 16:40