砂漠の夕凪

さばくのゆうなぎ【登録タグ:2017年 GUMI VOCALOID モグラ兄弟

作詞:モグラ兄弟
作曲:モグラ兄弟
編曲:モグラ兄弟
唄:GUMI

曲紹介

  • 同氏7作目の楽曲。
  • イラスト原案:高瀬真一氏。
  • 間奏、アウトロに日本古謡の「さくらさくら」のメロディが引用されている。

歌詞

(動画より書き起こし)

西陽が校庭に
長い影落とす放課後
私毎日少しだけ
悪い事考えてみる

そこには誰もいない
冬の白々しい渇き
きっと異国の人買いが
生徒を攫っているのでしょう

虚しき日常
気怠さ倍増
暖簾に腕押し
低反発

今宵は泡沫
内緒にするから
あなたの毒を少し頂戴

そっと沈みゆく手を取って
もう一緒のとこまで堕ちていこ
さぁきっと二人なら大丈夫だって
世迷言を呟きながら

微笑みは傷をひた隠し
仮初の蜜を啜り合う
光の無い眼が大好き
私だけ

見て

嘘八百の可憐
大切なものが消えてく
まるで張子(はりこ)の面の皮
骨と肉をどうか下さい

虚を衝く感情
過剰な愛情
気付かぬふりして
やり過ごし

優しい気持ちが
置き去り お座なり
白けた冷めたでダム決壊

ねぇ笑ってくださいなんて
頼むようになったら終わりかな?
もう死んでしまったその表情筋を
未練タラタラ弄(いじく)り回す

木枯らしが雲を搔き消して
映し出される地獄絵図
二人に重くのしかかる
錆色の


虚無主義誕生
斜陽の群像
おめかしお澄まし
低血圧

壊れたおつむは
蕩(とろ)けてふわふわ
あなたの毒などもう要らない

そっと去っていくあなたの背
でもちょっとホッとしてしまうのは
もうきっとあの頃はずっと夕凪の
戻れない静止画サハラ

退廃の冬は遠ざかり
抜け殻の春が訪れる
そして最後に残るのは
透明な



コメント

  • 好きすぎて永遠に聴いてる… -- 遊毒 (2021-09-06 23:40:43)
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最終更新:2023年12月12日 16:49