曲紹介
黒いセダンと黒い犬。
歌詞
零度の塚に僕は
ガラクタ溜め込んだ惨状で
グレーゾーンに浸かった亡者(もうじゃ)
深い負荷に抗えずにいる
ヒールなのが時に参る
Eeny, meeny, miny, moeで選ばれる
嗚呼回った毒が僕にこう囁いた
「錆がかかっている」
最期につけた首飾りは何故か
どこか見覚えがある気がしている
ふと思い出したどこぞの僕を
そうさ、生まれる前から括っていたんだ
故に1、2、3でご挨拶の会釈
黒いリムジンかい、こりゃVIPな待遇だ誉れだな
上に1、2、3で愛されたみたいだ
思い遺すことはないかって?
“死ぬ程”あるけど聞いちゃくれないだろう?
ふわっとなるステップへと移行
不安が去るならそれもお利口
胡散臭ぇ奴ぁ顔見りゃわかる
どうだ、俺もその顔になっている
まやかしの美貌はどこまでも有限で
ひび割れて本物が溢れている
「薄っぺらな生活の支度をしなくちゃ」
いつも透明な眼球を相手に気を張っていた
故に1、2、3でリコリスを投げる
グロい触犯と濡れた寝具は覆い隠し捨てんだな
上に1、2、3で伝わったみたいだ
常闇に坊やは飽きたってよ
それはまだ白ける気配がない
真四角なお天道様が頬ずりして
ぐらりぐらり溶け込むように
塵芥で部屋ん中通せんぼ
後はよろしくな
腐りきった空き缶と骨の髄まで
故に1、2、3で愛された
黒いリムジンかい、こりゃVIPな待遇だ誉れだな
上に1、2、3で手が届く
フランベする相手はいねぇかって?
別にいないかな、感謝しているよ
思い遺すことはないかって?
“死ぬ程”あるけど聞いちゃくれないだろう?
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最終更新:2023年12月12日 16:49