曲紹介
「君がいたあの夏を書く」
- PaiN氏の処女作。
- Illustration : adsuger
歌詞
ずっと青の理由を知りたかった
梅雨が明けた空の快晴
空が写る海の群青
きっと僕ら今に袖振って歩いてく
これからどうなっていくんだろうね
バス停、自販機横のベンチ、
沈む陽、向かう波の音、
河原に炭の匂いがしてる
綺麗な月に一つ思う
僕の心にも何か残るのかな 嗚呼
まぁ、なんでもいいけどさ
思い出は、人生は
ずっと夏に置き去って
今も道も明日も見えない僕の
答えを探してよ
さよならが、人生だ
季節が僕を置き去って
茜射す君と、譜を書く、空を眺む
夏の匂いがしてる
ずっと青の理由を知りたかった
初夏の熱に寄るはバス停
雲が明けた空に群青
やっと僕らのが心わかってきたんだ
とりあえず歌は続けてくのかな
街頭、静まる夜の道路、
ベランダ、滑る緩い風、
バケツに花の匂いがしてる
ギターを弾いて詩を歌う
君の心にも何か残るはずだ 嗚呼
ただ、なんでもいいからさ
将来だ、わかんないよ
ずっと時間は過ぎ去って
今も焦っているだけな僕は
駄目だってわかってるのに
凄惨だ、臆病だ
じっと見ない振りしたって
月明かりが君と詩を書く日々を写す
夏の匂いがしてる
認めたら駄目な気がしたんだ
一人で生きていくんだ今日も
信じたら駄目な気がしたんだ
こんなのは全部幻想だ
苦しさも愛も善良も
白紙の君の心に救われたんだよ
間違いだ、後悔だ
とっくにわかってたんだって
過去に縋る僕の褪せない夢も
忘れてしまうだろう
泣きそうだ、塵みたいだ
こんな詩でいいんだっけ 違う
こんなものを書きたい訳なんかない
こんな詩で終わらせたくなんかない
思い出は、人生は
ずっと夏に置き去って
今も道も明日も見えない僕は
日々を詩に書いてる
さよならが、人生だ
季節が僕を置き去って
走馬灯が君と詩を描く日々を写す
見下ろした校庭も、七月の海岸も、
淡く照る夜祭も、君がいたあの夏も、
書いて、
君を鮮明に描いて、
零さないように描いて、
忘れないように描いて、
もう取り返せなくたって、懐かしくて、
無意味でも、笑って、吐いて、泣いて、
君だけ想って、書いて、
それがきっと僕の青だから
コメント
- 綺麗ですね!! -- 名無しさん (2021-09-01 16:58:52)
最終更新:2025年06月04日 23:10