この命を響かせたいと思ったのだ

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作詞:椎乃味醂
作曲:椎乃味醂
編曲:椎乃味醂
E.Gt.Rec : きっと、ずっと、ぼっち。
Illustration : 氵戔マ
唄:裏命

曲紹介

曲名:『この命を響かせたいと思ったのだ』(このいのちをひびかせたいとおもったのだ
  • 裏命公式デモ曲。

歌詞

動画説明文より転載)

  レプリカばっか溢れたこの街、
  「乾ききった星」相違なく図星、
  他人が持った命の表面だけを、
  なぞってまた一つ増すコピー。

  「憧れ」というワーディングは、
  全て許す様な免罪符じゃない。
  それに気づかない誰かが、
  また誰かを苦しめていた。

  あの日見つけたグレーゾーンにて、
  触れた君の掌とラインアート、
  その先に行こうとしても行けない、
  通せんぼしたぼくの才能、
  ただ裏表がズレていく、
  そんな毎日に崩れていく、
  でもこの日常もここで終わりだ、
  この命以て今日、ピリオドを打つんだ。

  ピリオドを打つんだ。

  嗚呼、絞り出すこの命の、
  「ぼくの色」は、あなたに届くかな、
  どうか、もう一度その声を、
  と願うのは我儘だな。


  踊り明かした日々の裏に、
  呑み込まれた話と叫びがあった。
  声をかけるなど言を俟たず許さぬ、
  暗然たる想いがあった。
  そうしてあなたがくれたパレットは今、
  ぼくの色が溢れている。
  ドッペルもどきとは言わせない役回り、
  ギデンズに言わせりゃ再帰的な話。


  この世は過去の重なりの結果でできているのに、
  無から生み出したオリジナルなどと宣った、
  妄想、口上たるや、何たる傲慢か。
  けれども、その心意気を忘れてしまえば、
  きっと何も生み出せやしないから、
  ぼくたちは積み重ねに少し、
  新しさを探し、命を繋いでいく。

  時代を紡いでいく。

  嗚呼、あれからたくさんの日が、
  重なりここも変わったけれど、
  きっと、こうやってその声は、
  形を変え残り続くから。

  心から愛したこの場所に、
  たくさんの命が実るのを、
  ずっと、見守りながらぼくも、
  命を響かせるんだ!

  響かせるんだ!


コメント

  • すげー、椎乃さんが伝えたいことがはっきりと分かる(小並感) -- 冷凍いか (2022-11-20 23:20:18)
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最終更新:2024年03月11日 21:44