曲紹介
見えたほんのわずかな幻冬
曲名:『幻冬』(げんとう)
- ゆたか氏の16作目。
- 冬をテーマにした楽曲で、冬に消える命の儚さと、やがて来る春への期待を表現している。
- これまでの楽曲とは違い、エレキギター、ベースによる生楽器は使われておらず、すべてVSTソフトシンセ等の打ち込み音源によって作られている。
- 冬が終わり春になるように、この曲の終わりが「もっと春を」のイントロにつながっている。
- 『ゆっくりボカロ曲投稿祭2022冬』参加作品。
歌詞
小さな羽根 飛び散った
牙を剥くリアリズム
飽きるまでその様を眺めた
霜がついたままの
日々を溶かして
小火を起こして
暖め合う命
鏡越しに
見えたほんの少しの幻冬
時間さえ消した白銀色
きらきら揺れる
光 世界
もう何一ついらなくて
眩く輝いた
恒星見上げて
点を繋いで
記憶繰り返すただそれだけ
答えを誤り
放り出された子供
僕らは誰?
鏡越しに見えた君の微笑
ふわり浮かび舞う
夜を壊してゆく
見えたほんのわずかな幻燈
闇をあぶり出すシンクロニシティ
ゆらゆら落ちる星も雪も
今意味を成す謎
小さな羽根 風がさらう
次は僕 目を閉じる
暗闇が暗幕を下ろした
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最終更新:2024年10月15日 17:51