學生贊歌 ‐落第篇‐

【検索用:かくせいさんからくたいへん  登録タグ:2021年 VOCALOID VY1 曲か 由木
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作詞:由木
作曲:由木
編曲:由木
絵:三代歌川広重「東京名所之内銀座通煉瓦造鐵道馬車往復圖」
唄:VY1

曲紹介

曲名:『學生贊歌 ‐落第篇‐』(がくせいさんか -らくだいへん-)
  • 2012年8月に投稿した曲のリアレンジ。

歌詞

(動画より書き起こし)

依然加速し續ける
鐵道馬車を追い拔いていけ
通りすがりの
彼奴の轍に惑ふなよ
靡然開化し續ける
文明の燈に鬭志を燃やせ
そらソレが人閒樣だぜ
君の番だ

學生贊歌 ― 落第篇 ―

忘れるな友よ
一圓銀貨なぞぢや
絕對に買へないものを
疾うに持つてゐるのだ

移り變はる時代に於て
自由を謳歌する莫迦と爲り
笑ひ乍ら憎み乍ら活きてゐこう
富や地位や名譽が
僕の正義を象つた曉には
俱に聞いた鐘を高く鳴らし給へ
丁度其處に見えてゐる筈の
迚も眩しい朝日が
僕らの頬をぶつだらう
淚を拭けば去らばだ

僞善家も露惡家も
著物を剥いで學生贊歌
御覽コレぞ人閒樣だぜ
君は何如だ

忘れるな友よ
夢は駄辯るだけぢや
絕對に叶わないものだ
故に貴いのだ

後ろ暗い祖國に於て
地獄を闊步する鬼と爲り
笑ひ乍ら喚き乍ら活きてゐたい
慾や利己や權威が
君の大義を彩つて了つたとき
なにも知らない僕に
全體なにが出來る

 ──新しい精神
   學問・藝術・戀愛
   僕らは未だ酷く幼稚だ
   雛鳥のやうに
   只管餌を嚥下する
   其れ丈なのか──

移り變はる時代に於て
自由を謳歌する莫迦と爲れ
笑ひ乍ら迷ひ乍ら活きてゐけ
いつか時代に負けて
理想を失つた曉には
俱に聞いた鐘の下に集ひ逢はん
屹度其處に咲いてゐる筈の
いやに燦めく夕日が
僕らの背を押すだらう
元氣でやれよ
去らばだ

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最終更新:2023年12月12日 20:49