作詞:
由木
作曲:
由木
編曲:
由木
絵:三代歌川広重「東京名所之内銀座通煉瓦造鐵道馬車往復圖」
唄:
VY1
曲紹介
曲名:『學生贊歌 ‐落第篇‐』(がくせいさんか -らくだいへん-)
歌詞
(動画より書き起こし)
依然加速し續ける
鐵道馬車を追い拔いていけ
通りすがりの
彼奴の轍に惑ふなよ
靡然開化し續ける
文明の燈に鬭志を燃やせ
そらソレが人閒樣だぜ
君の番だ
學生贊歌 ― 落第篇 ―
忘れるな友よ
一圓銀貨なぞぢや
絕對に買へないものを
疾うに持つてゐるのだ
移り變はる時代に於て
自由を謳歌する莫迦と爲り
笑ひ乍ら憎み乍ら活きてゐこう
富や地位や名譽が
僕の正義を象つた曉には
俱に聞いた鐘を高く鳴らし給へ
丁度其處に見えてゐる筈の
迚も眩しい朝日が
僕らの頬をぶつだらう
淚を拭けば去らばだ
僞善家も露惡家も
著物を剥いで學生贊歌
御覽コレぞ人閒樣だぜ
君は何如だ
忘れるな友よ
夢は駄辯るだけぢや
絕對に叶わないものだ
故に貴いのだ
後ろ暗い祖國に於て
地獄を闊步する鬼と爲り
笑ひ乍ら喚き乍ら活きてゐたい
慾や利己や權威が
君の大義を彩つて了つたとき
なにも知らない僕に
全體なにが出來る
──新しい精神
學問・藝術・戀愛
僕らは未だ酷く幼稚だ
雛鳥のやうに
只管餌を嚥下する
其れ丈なのか──
移り變はる時代に於て
自由を謳歌する莫迦と爲れ
笑ひ乍ら迷ひ乍ら活きてゐけ
いつか時代に負けて
理想を失つた曉には
俱に聞いた鐘の下に集ひ逢はん
屹度其處に咲いてゐる筈の
いやに燦めく夕日が
僕らの背を押すだらう
元氣でやれよ
去らばだ
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最終更新:2023年12月12日 20:49