レベレーション

【検索用:れへれーしょん  登録タグ:2021年 VOCALOID thus れ 初音ミク 曲 曲ら】

目次

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作詞：thus
作曲：thus
編曲：thus
イラスト・動画：thus
唄：初音ミク

曲紹介

　どうも、天啓を待つthusです。天啓を待っていたら、馬肉がボトボト降ってきて、気持ち悪いなぁという夢を見ませんでした。
　眠い目を擦り乍らで少々辛い所があります。眠気が覚めないだろうか思い、「ンゥウゥ～♪」と唱え乍ら頭を8の字にブンブンブンブンと暫く振ってみましたが、平衡感覚が朧になり眩暈がする様になりました。此は良くありませんね。
　洗濯物を室内に干すと窓際が結露して水浸され、その位寒くなってきたんだなと思うと同時に、飽和水蒸気量の概念が今将に目前で現象化している事に気づきます。人によっては、その目前の現象をしゃぶり尽くして科学的基礎研究を行うのだろうなとか思ったり、ある人は此ぞ神の見えざる手に因る恵みなのですと講話を説くんだろうなと思ったり、でも私も含め大多数の人は「嫌だなぁ」とか「あ、結露してる」位にしか思わないんだろうなと思ったり。
　前に何処かで耳にしたお話、義務教育の教育目標として「能力・技術の習得」（方程式が分かる/解けるようになるなど）等があるのは分かるのですが、「自然科学法則を愛する心の涵養」とかもあるとかないとか。道徳科目の必修化云々の議論があった時期にそんな話を聞きました。耳ダンボダンダンボダンダンボに興味深く挟んだのですが、うーん、そうなると科学はソクラテスを芽とした広義宗教なのだろうかとかなんとか思ったり（この辺はよく知りませんが）、科学と宗教の違いは何なのかとか思ったり、たりたりたりと頭がこんがらがります。
　因果関係の推論思考や客観視の神話性/主観視の幼稚神話が疑いの余地なく無条件に茲に存在し受け入れられる世に為ってきて、其等諸概念・操作が人間有用性至上への拘泥とドロドロに絡み合って、それが私の頭の中で悲鳴を上げて、この曲が出来たところがあります。その過程はもっともっと複雑で書き切るには余白が余りにも狭く、これで語るのは多分3回目くらいなのですが、毎回違うことを書いています。毎回違うのですが、毎回嘘を書いた心算もなく、嘗ての物を見返してもやっぱり私の等身大なので、凄く複雑な想いをこの曲に込めようとしたんだなと思い返します。
　つまらないことを書きました。おいとまありましたらお聴き下さい。

曲名：『レベレーション』

• thus氏の75作目。
• イラスト・動画もthus氏が手掛ける。
• 第6回プロセカNEXT応募楽曲。

歌詞

（YouTube概要欄より転載）

未だか 来る日の果報は未だ毋いか
視得る迄　天啓 待つ 不来方の明日

遥か遠くから俯瞰で認めて
未完糸の黒点から定点観測が
「良いんじゃない、それで良いんじゃないか」
気管支へ 反響して常態化す洗浄

(Plus, plus,)
福音に似た声帯振動が
(Plus, plus,)
「聞こえているか、人様方や」
(Far, far, far, far,)
夜伽の噺を 緒に

具 点々たる核小毎に 魂を捧げ掲げた
数多 組体操美の驪いスーツから 天使の告げを見出した
我等 没共同性 無我夢中そして 焦点も合わず亟
個々の外縁を擦る宜を絆とし 頭の肥大で犇めく妙が

「限界か？　個々の力、嗚呼」

生まれ乍ら 力めの無い皮へ
価値を出そう 欠態な愛玩 説くように

達磨で差し出す 「可愛い」の象徴携帯を
利便さに　倫道楽 廃条改正した
「善いじゃない、それで善いじゃないか」
気分は無い 病み恩へと一歩近づくモノ

(Fine, fine,)
歯切れの悪い緘動斜視に
(Fine, fine,)
「見えてるか、ヒト様方や」
(Far, far, far, far,)
「取次筋斗 目が泳ぐは 如何してですか？」

曖る趨勢裏の見えざる指と その指し示せる預言へ
奢侈が自己肯定する有用至上に 天使の告げを見出した
我等 没共同性 五里霧中 自棄へ 存在証明ギラギラ
知的労働系からクリオネに例う 其等の欠片が潰れて漿が

「限界か？　個々の量、嗚呼」

「限界か？　個々の力、嗚呼」
「限界か？　個々の量、嗚呼」
もう晩餐が 味を知らないようだ
彼の代償が 罪を知らないようだ　総の合わなさに

「天啓だ。宜の禍は、嗚呼！」

没集合化す時代無意識を散布乍ら纏む何かに
食まれ癆せては調えた末が 天使の告げ 捏ね出した
我等 没共同性 欄宇宙で尚 福音を謳う夢から
醒めた開眼一番 目を見張るそれは 泰然制度の崩壊寸前

限界だ。都市の膂、彼方　天啓は不来哉
限界だ。都市の膂、彼方　鶴声が切る蓋

「薇だ！　彼れの舌は！」
…『『『『　サ ラ バ　』』』』…

我等はレべレートに開かる

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