曲紹介
100年後にずっと 僕が存在しなくてさみしい
曲名:『100年前の僕、100年後の君』(ひゃくねんまえのぼく、ひゃくねんごのきみ)
- ピノキオピーの楽曲。
- メジャー2ndアルバム「しぼう」に収録されている。
歌詞
100年後に ずっと
100年後に ずっと
僕が存在しなくてさみしい
かつて 鬼ごっこをして 駆けまわった公園で
蟻が時間の死骸を 巣穴へ引きずっていく
錆だらけのブランコは すでに撤去されたのに
君は変わらぬ姿で そこにいました
二度と通うことのない 狭くなった教室で
知らない先生と生徒の授業が続いている
古い机に刻んだ傷や 落書きのように
君は変わらぬ姿で そこにいました
テキトーな励ましの言葉に救われた日もあった
無駄なものは無駄だと 真理に頷く日もあった
そして漠然とした不安が泡立つたびに
君がいる場所 確かめてしまう
100年後に ずっと 僕が存在しなくて さみしい
100年後に ずっと お腹が空かなくて さみしい
100年後に ずっと 約束出来なくて さみしい
100年後に ずっと 君がそこにいるから さみしい
押入れの奥深くに 引きこもった おもちゃ箱
幼稚に輝いていた 物語が眠ってる
暗闇に絡みついた 埃と蜘蛛の巣の部屋
君は変わらぬ姿で そこにいました
少女は白馬の王子の下衆な本性 見逃し
少年は高嶺の華の内面 高望み
そして数の増えた疑念を飲み込むたびに
君がいる場所 ぼやけてしまう
100年後に ずっと 触れるものが無くて さみしい
100年後に ずっと 悪口言えなくて さみしい
100年後に ずっと 道に迷えなくて さみしい
100年後に ずっと 一緒にいないことが さみしい
最新の携帯電話も あっという間に古くなり
高級料理もファストフードも 時間が経てば腐り
消えたり生まれたり 愉快なサイクルの毎日を
今日も過ごしている
100年前の僕が
100年前の僕が まだここにいる
100年後に ずっと 強がり言えなくて さみしい
100年後に ずっと 弱音も吐けなくて さみしい
100年後に ずっと 感動できなくて さみしい
100年後に ずっと 退屈できなくて さみしい
100年後に ずっと 僕が存在しなくて さみしい
100年後に ずっと お腹が空かなくて さみしい
100年後に ずっと 約束出来なくて さみしい
100年後に ずっと 君がそこにいるから さみしい
コメント
- あまり評価されてないけど間違いなく名曲 -- 名無しさん (2023-12-14 16:28:14)
- 何か泣けてきた・・・最高です -- 帝国 (2024-09-27 07:03:27)
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最終更新:2025年06月14日 21:08