曲紹介
-花と花をすり潰したような夜-
曲名:『宵いと酔い』(よいとよい)
歌詞
(書き起こし)
大海知った蛙は見て見ぬふりをした
氷瀑じみた心根におさらばを
花と花をすり潰したような夜
わざと見つけてほしい かくり世を
啄む愛の抜け殻 まさかじりじりと拒むつもりなのか
目下、逸れた生の行き場を
探してるのさ 悪いね。
水の滴る重さ
零さず 愛を汲んでほしいだけだ
曖昧 されど想いにふける程度
甘えてもいいだろ
線をなぞるように描いた
道を逸れてしまったような笑みひとつ
誤魔化し 蔑むさ 薄弱な嘘
冗談のつもりで 莫迦げた声ふたつ
染めゆく頬は紅でそれらしく
体のいい約束を交わして馳せる衝動
胸の内まで酔いに溺れたか
よろめく欲に塗れるあんたを
逸れた愛を絞め埋める場所 探して
花が千切れるたびに
揺蕩った現に手を振りながらも
喉元を覆う水の清さが
憎いと言って紅を引いた
線をなぞるように描いた
道を逸れてしまったような笑みひとつ
誤魔化し 蔑むさ 薄弱な嘘
幽霊のような あたしは
永遠で 有ると。
コメント
最終更新:2023年12月12日 22:12