生存教唆。

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目次

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作詞：あの高橋。
作曲：あの高橋。
編曲：あの高橋。
イラスト：宮田こまち（piapro）
唄：鏡音リン・初音ミク・鏡音レン

曲紹介

曲名：『生存教唆。』(せいぞんきょうさ)

• あの高橋。氏の3作目。

歌詞

（動画概要欄より転載）

要らないと捨てられたものは
僕にとって必要なものだった

足の千切れた人形に
歩き方を教えながら
僕が生まれた日のように
涙を流している

「辛い時は逃げればいいよ」
善人擬態した無関心
口揃えて生存教唆
共存して溺れ狂った

亡命先どこにも無くて
此処に居るしか出来なくて
口揃えて自己責任論
対価は命で賄った

飼い殺した奴隷を映すスクリーンは
欺瞞に塗れて
富に群がる蝗と荒れたフリージア
腐ったキング

嫌いだと捨ててきたものは
ただ諦めてただけだった

首の解れた人形を
大切に抱きしめたのは
僕を映す鏡のようで
棄てられたくないから

なあ？
罪の無い子の血で綴った小説の
売れ行きはどうだい？

積み上げた瓦礫が崩れる様相は
ああ綺麗だ

要らないと捨ててきたものの
涙が穿つ愚かな空

嫌いだったはずの平等が
今は少しばかり愛しい

「生きろ」なんて言葉じゃなく
「死んでいいよ」が欲しかった
いつか報われるみたいな
細く脆い糸　手繰って

ペンを刺した人形に
赦しを請うそれだけが僕の
ささやかな幸せと生きる意味

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