曲紹介
曲名:『インソムニア』
歌詞
(YouTube概要欄より転載)
街灯が溶け出す頃に目を醒ました
潮騒の音は止んだようだ
褥に身を落とした儘
焦がれていた
遠い遠い死を願うだけ
太陽が怖いから目を閉じる
瞼の裏が寫るだけ
春風が吹く夜空に群青色の彗星が
流れ着いた先の海が月を寫して笑っていた
街街の人々の列が途絶えた頃に出掛けようか
此の星々の灯りだけが
在れば良いのにと思っていた
愛憎が織り成す昨夜を寄る辺と呼んだ
遠回りを繰り返した
息を吸う事もまだ儘成らないから
苦しすぎて眠れないや
徒然なる儘
昼も夜も無い世界で
死ねたらどれだけ良いか
思いながら今日を生きてんだ
努々届かない
此の歌聲が響くだけ
虚ろな空は愛しく
また曖昧な朝が終わった
サーカディアン・リズムが
狂った手拍子に合わせて踊るんだ
ただ正しかった悲痛の音が
繰り返す日々を嘆いていた
吐き出された言葉のひとつが何時迄も刺さっていて
昼も、夜も、君も
もう居ないが
苦しい事は何も無いな
夕星が空を埋め尽くした頃に
緩りと身体を起こした
遠ざかる夢の美しい景色に
希った死を辿るから
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最終更新:2023年12月12日 23:11