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【検索用:しゃよう  登録タグ:2023年 VOCALOID ナナシ/2022~ 初音ミク 曲さ
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作詞:ナナシ
作曲:ナナシ
編曲:ナナシ
唄:初音ミク

曲紹介

直治の遺書。

 姉さん。
 だめだ。さきに行くよ。
 僕ぼくは自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです。
 生きていたい人だけは、生きるがよい。
 人間には生きる権利があると同様に、死ぬる権利もある筈です。

 太宰治『斜陽』
曲名:『斜陽』(しゃよう)
  • ナナシ氏の13作目。

歌詞

動画説明欄より転載)

日が昇っていた時間は終わって僕は遺書を書いてる
山奥一人山荘の中僕は斜陽に焼かれる

死ぬことだって罪じゃないと思うんです
そんな僕は生きていくのにどこか欠けている

僕の気持ちは分からねぇだろな
下品になりたいことも
いつもくらくらめまいをしないといけなかった
僕は沈んでいく太陽に
落ちてく貴族が浮かぶ
さようなら。僕は貴族です。だから、このままで
死のうと思う。

赤が咲いていた時間は終わって
空は星が出ている
山奥一人山荘の中僕は夜に溺れる

僕が秘めていた想いも書いて
目には藍が滲んでる
柚葉色一人山荘の中僕は藍に溺れる

人間は、みな、同じものだ
卑屈な言葉
怖がる僕は弱いのでしょう
脳が欠けている

僕は遊んでも楽しくないです
姉さん信じてください
貴族という影法師から離れたかった。
僕は人にたかることさえできない
やはり死んだほうがいい
死にます。もう駄目なんだ。僕の、恋心も
置いて逝こう。

夜が咲いていた時間も終わって
空は夜明けを迎える
そうだ。どうか、
ママの形見の麻の着物と僕を
焼いて

長いこと苦労をお掛けしました
僕は素面で死にます
僕の子のこの死に方は自然死だ
思想じゃ死なない
貴族の罪とユダの身内を
背負いこんで死にます
さようなら。もう一度さようなら。
姉さん。僕は、僕は、貴族です。

コメント

  • ただひたすら泣かされる歌詞 -- 匿名中中 (2023-10-14 08:33:32)
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最終更新:2023年12月13日 01:06