曲紹介
曲名:『春花愁灯』(しゅんかしゅうとう)
歌詞
窮屈と鏡合わせの退屈な淡い痛み
綻びも諍いも喜々と舞い込んだ
曖昧な言葉探しに
ドアの前に立っても
なんだか、上手くはいかない
そっと目を移す
見慣れた温度に身を焦がす
あっという間も無く
過ぎ去った日々は息を吐いた
さっと肩を払う
花弁が褪せてしまっても
しれっと心の何処かで夢見てる
後悔のないよう口付けても
やっぱり、なんて、重ね合わせてく
「またね」と返して
致し方ないと片付けても
目下、どっと零れ始めては
いいよ、いいよ、どうか
説いた答えも今になれば
どうしようか
波が寄せて返せば
泡になって弾ける
もしも、
しんしんと降り注いだ
白と朱に髪が乱れ
雄弁な静寂も鳴りを潜めた
本懐と話し始めた
形のない思いは
どうして、ゆらゆら流れてく
すっと飲んだ傷が
「今更だよ」ってわめきだす
きっとこの街には
見たくないものが増えすぎたから
もう何も要らない、溢れ出して
今日も、息を、止めてみたけど
きらきら、泳いでる
期待はしないと
水面に映る影をとって語りかけても
いいよ、いいよ、そうか
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最終更新:2023年12月13日 01:44