不感蒸泄

【検索用:ふかんしょうせつ  登録タグ:2021年 VOCALOID サツキ 初音ミク 曲は 薬屋
+ 目次
目次
作詞:サツキ
作曲:サツキ
編曲:サツキ
イラスト:薬屋
唄:初音ミク

曲紹介

曲名:『不感蒸泄』(ふかんじょうせつ)
  • サツキ氏のVOCALOID曲11作目。

歌詞

YouTube動画概要欄より転載)

それなりの時間を、関係を、
終わらせることはそれほどに辛くない。
後悔や、自責の念などは、
無いわけじゃなかった。
延命も虚しく、息絶えた。
凪ぐ風が嫌に冷たいと感じた。
全て忘れたいはずなのにさ、
脳裏に焼き付くの。

まるで、世界に独りぼっち。
静けさに沈むだけ。
気持ちなんて曖昧なもの、
信じないで。

言葉には依らない感情が、
あなたによく似てる幻想が、
嫌に優しく抱きしめるので、
虚像だと知ってしまった。
二度とは戻れない関係に、
気付くのが遅すぎたよ。
そんなこと今更もう、
分かっているのに。

錯覚をしていた、大概だ。
躓いていたのは随分と前から。
透明でいられたのならば、
どれだけ幸せなことだろうか。
偽善を、肯定を、
咀嚼するのは、些か駄目みたいだ。
取りこぼしの無いように、
愛するのは無理があった。

それは、慈しみと見紛った
不埒な期待感か?
はたまた、望みを隔てた故、
涙が零れた?

例えば、どこまでも行ったって、
何もかもを消そうとしたって、
ふとした時に思い出すのは、
造花のような、あの情景。
一時の感情に頼って、
突き放してしまったのさ。
そんなこと今更もう、
分かっている。

けれど、許せないのは、
言い訳を探してる自分自身だけで、
どう繕おうが、救えない。
「思い出」と呼ばないで。
それだけで、痛いから。
有り触れた別れと、
無意味な追憶だけ。

言葉には依らない感情が、
あなたによく似てる幻想が、
嫌に優しく抱きしめるので、
虚像だと知ってしまった。
二度とは戻れない関係に、
気付くのが遅すぎたよ。
そんなこと今更もう、やめてよ。

日常に残る残像や、
ふと、反芻される幸福が、
今になって後ろめたくなり、
酷く、私を詰った。
思考を巡らせるより前に、
既に手が動いていた。
「私達、もう一度────」

コメント

名前:
コメント:

コメントを書き込む際の注意
コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、
以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。
コメントする際は、絶対に目を通してください。
  • 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現)
  • 特定の個人・団体の宣伝または批判
  • (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ”
  • 長すぎるコメント
  • 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題
  • 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント
  • カラオケ化、カラオケ配信等の話題
  • 同一人物によると判断される連続・大量コメント
Wikiの保守管理は有志によって行われています。
Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
+ タグ編集
  • タグ:
  • 曲は
  • サツキ
  • 薬屋
  • 初音ミク
  • VOCALOID
  • 2021年
最終更新:2023年12月13日 01:51