曲紹介
魔女と世界
曲名:『魔女が来る』(まじょがくる)
歌詞
魔女がやって来たの 蒼い夜だったわ
窓を開け放して 星を呼んだの
たちまち光が溢れて ふたり 溺れてしまったわ
2つ目のお願いは 部屋をめちゃくちゃにしないこと
騒がしいのは構わないけれど 片付けもできないの?
悪びれもせず傾けた杖で 星は砂になり 瓦礫は草木ヘ
むしろ悪化してゆくばかりなのに 笑ってしまうのは何故だろう
夜は光の最中 月明かりを燻らせ
他愛もない話が 砂を満たして
街明かりと比べたら かき消されてしまうほどの
幽かな 光だった
斯くも
罪深きは怠惰の園 咎む声も 早 悠く
「夜を更かせば魔女が来る」と それだけ
伽話に身を投げて 世界はそれまで
理の外へ賽は棄げられた
……馬鹿みたいね
3つ目のお願いは 世界の話を聞かせてほしいの
山吹色のあなたの瞳には 惑星はどのように映るのかしら
椅子を揺らして聴き入ってみれば 地に足付かぬも納得のことだわ
聞くに堪えないお目出度い話ばかりで ……胸焼けしそうよ
魔女がやって来たの 悪い子を攫いに
地の底の窯で煮て 人のスープを作るって!
あなたに話したら どんな顔で笑うのかしら
私は もう 気付いてる気がする
1つ目のお願いは とてもとても単純なこと
誰かはとうに諦めていたし パパやママにも出来なかったこと
夜が遠くへ流れ去る前に 夜明けが二人を縛る前に
「私をどうかここから連れ出して」
「詠い」「唱え」「夜を見ろ」「いつか君がしたように」
「笑い」「望み」「手を伸ばせば」「夜はそこにある」
魔女は笑い手を伸ばす
指と指の温もりを
確かめるとふたりは既に
夜天を錐揉む
ああ
「夜が弾け」 「世界は渦」 「銀河を映し 星向うへ」!
意味のない言葉を言って 笑い合う影がふたつ
どこへだって行けばいい 出来れば手を繋いでいて
夜明けが怖くなくなるまで …その先も。
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最終更新:2024年03月15日 18:26