延命

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作詞：安藤なれど
作曲：安藤なれど
編曲：安藤なれど
ピアノ：Δ
CG・動画：ひとり写真部（Twitter）
唄：カゼヒキβ
コーラス：ゲキヤクβ・初音ミク

曲紹介

届かない思い出の音楽を書きました。

曲名：『延命』（えんめい）

• ボカコレ2024冬TOP100参加楽曲。

歌詞

僕の音だ　僕の音だった
ずっと匿ってた曖昧なアイアムが
現実(せかい)と相容れないこと

知る手前でセーブした

ただじっと座って遠く遠く
もうないと知りながら手を伸ばす
痛いのだって愛おしい
もう全部死んだ感情(きもち)だから

想い焦がれた火傷の痕
かさぶたになって今日まで剥がれないまま
ごめんね
自衛が夢にタメ張って
未練、未遂ばかり育って、だって、だって
いつから
寒いばかりの晩春(はる)に問う

まだずっと願って遠く遠く
僕は待ってる　夜が裂けてゆく
癒えない臆病の向こう側
なくなんないまま　ずっといてほしかった
今、優しい歌を書くの
どうか君は知らなくていいように

どうして
どうしても取り返したいのに
どうしたいの？って問いに
返す言葉に詰まったままもう何年
無理してる
どうしよう
重いばかりの春荒(はる)を請う

始まりが乾いていく
正しさが変わっていく
僕は僕に手を振った

傷痕は痛いのに
今も聞こえてるのに
大事だった感情(もの)　ここにはもうない
どうだい　大人になったのだ

僕の音だ　僕の音だったはず
怖がりだけど勇敢だったアイワズが
世界と和解しあって　正常(ただ)しくなる
ねえ　もうないの
ずっと散らかった書き損じのアイワナだって
思い出だけ

ただじっと座って遠く遠く
もうないと知りながら手を伸ばす
痛いのだって愛おしい
もう全部死んだ感情(きもち)だから

ねえ聞いてねえ聞いて
どうかどうか君は君を憶えていて

一度ばかりの春を行く君へ

コメント

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