曲紹介
開かない箱には鳴かない猫を
曲名:『凡宵思案』(はんしょうしあん)
歌詞
(左:根音ネネ、右:滲音かこい)
それから明日の話 幕は下ろし
夜具の中夢を見ては
ただ まだ ああだ こうだ |
ねえ君もお越し 枕は無し |
黙々 思うだけ? |
迂愚はまだ過去を見てる |
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いまさら 僕の話? 書き屋卸し |
諾々と集く |
ラグも過多がたも来てさ |
濁々 噛み砕き |
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ほどほどに解く夢は |
それなら背伸びをおし 急くのは無し |
余程に揺らいだか? |
漁具はまた空を釣らばこそ |
めいめい共倒れ!
ああ さがなき稚い疑
ああクオリア・ウォーリアー逆さまの様々 |
賢し子と 君のことを愛した |
モノクロマリーのラボの周りで |
僕らと彼らの臍の緒を |
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繋ぐ手と 眩む目の向こう側 |
さあ「フーディエの夢はもう見飽きた?」と |
ラプラスは笑んで言葉を編んだの |
うろうろヒェロナの出口を見つけて |
ーー僕を忘れて。
そしたら別の話 櫛の歯越し
檻の中天を見ては
じめじめと綴じ目 |
ねえ寄る辺も無し 夜も遅し |
締め占め綴るだけ? |
祝ぐものは既に失せて |
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これから泣くのは止し その日の由 |
止め処歯止め無く |
マグの波に身を投じて |
百々に繰り返して |
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努々に 夢む |
いつから接ぐ枝は無し 学者殺し |
答は然程に遠いのか? |
歯車は空に釣らばこそ |
せいぜい枝を手折れ!
ああ 故無き居丈の竈馬
ああライアー・モンティー!気まぐれの様相 |
うたた寝を夢見鳥に変じた |
タイプライターに罪は無いのさ |
僕もまた君に変わりなく |
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一枚の板きれをつかんだ |
ねえ「バベルの本はまだ居ないの?」と |
僕はまた君を手にかけたのか |
昨日街で見た少女は問うてさ |
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さあテーター・エルヴィン!生真面目な動揺 |
知らぬこと知れぬことを解した |
開かない箱には鳴かない猫を |
僕の枝はいつか君に満ち |
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いつの間に僕のこと貫いた |
そう「三十日の僕は僕であるか?」と |
彼の死は僕をすこしだけ壊した。 |
舵を壊したテセウスを通じて。 |
ーー君を求めて。
コメント
- これめっちゃかっこいいし、題材も良くて好き -- つむつむ (2025-07-10 22:00:05)
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最終更新:2025年07月10日 22:00