トロイオンスの木蠹蛾

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曲紹介

それなら それなら?
曲名:『トロイオンスの木蠹蛾』(トロイオンスのぼくとうが)

歌詞

(左:飛届???、右:想送アラマシ)

「さて ぼくはといえば
恥ずかしい次第で
ここがどこだかもわからないのでした!」

ああ ぼくらといえば それからの終夜(よもすがら)
難しいお題で ぼくは 幾許(ここら)なる獏の真似事から
きみの顔すらも思い出せないな ふたふさ みふさ
摘んで眺めて口に放り込むだけ

それからの途次(みちすがら) なら ぼくはといえば
ぼくは 御蔵なる幕を片端から もどかしい課題で
ふたはこ みはこ 意味の凡すらも書き出だせないな
開いて絡めて外に放り出したことだけ

足した また足した 縋るトロイオンスの
嘆きと羽檄(うげき)は 狭間に落ちた?

見ては寄りだす艮(うしとら) なら 明日はひそやかに
いつか知らぬ間の青空 ぼくを掻き抱き
それは墨銀を溶かした陽と麦稈 御手に射返した夢は夜降(よぐた)ち

なら 明日はくきやかに 凍ては揺りだした夜空
ぼくを纏い付き いつも知らぬままの身空
夜に掻き消した だけど ぼくはきみとちがうひと
空は飛び立つのさ それなら それなら?

さあ ぼくはといえば これからの次第柄
愚かしいみたいで ぼくは 幾らなる朔の空しき骸(から)
千々の赭(そお)すらも踏み仇せないな ふたたび みたび
沈んで浮かんで澪に流れ落つだけ

これからの終日(ひもすがら) ああ ぼくはといえば
ぼくは 荷鞍付く巨躯と隣ずから 懐かしい有待(うだい)で
ふたはこ みはこ 日々の八百さえも掬い出せないな
結んで投じて空に放り出したことだけ

課した また課した 積もるライトワンスの
悲劇と罅隙(かげき)は 無様に朽ちた?

待てば去りだす海原 なら 況してかごやかに
いつか要らぬ間の寒空 きみは帰り着き
それは木蠹蛾(ぼくとうが)にも似た色 叉手に見果した夢は音に立ち
それから?

なら 況してけざやかに 似ては吊りだした夜空
意味は凍りつき いつも消えぬままのイドラ
夜に投げだした だから ぼくはきみとちがうひと
空はさんざめき それから?

そしてたしやかに 果ては洩(も)りだした夜空
きみは辿り着き いつも癒えぬままのまほら
夜を押しだした それじゃ ぼくはきみに能(あた)うひと
空に在り立つのさ それなら それなら?

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最終更新:2024年05月09日 09:36