曲紹介
その身に悪を背負って消えた史実の少女。
後に無縁の生者によって語り継がれる愚行と悲劇が、
もしも全部、彼女の掌の上で仕組まれていた"演目"だったとしたら――
曲名:『アントーニア』
歌詞
(動画概要欄より転載)
着飾るように嘘を纏い 積み上げられた愚者の物語(ストーリー)
初めから全て解っていたんだろう アントーニア
幕開きは微かな綻びだった
吐息のひとつすら見世物だった
洒落たモード 靡くブロンド 孤独な少女
異香の下隠すは 秘密のトリアノン
拍手喝采 待ち望まれたカーテンコール
盛者必衰 果てにあるのはライズアンドフォール
DEAD or DIE 結末なら不可避のダイスロール
" 其処に選択の余地はない (There's no choice)/此れは御前の選択なのだ(That's your choice) "
全てはとうに
回る歯車 奏でる小品 枷もなき囚われの物語(ストーリー)
文字にすら残らぬ演目 されどその幕が降りることはない
着飾るように嘘を纏い 生み出されるは愚者の物語(ストーリー)
物言わぬ演者(キャスト)は知っていたんだろう
リボンのドレスでお召し合わせ 身の丈知らずに背負う定め
艶めくグラッセ 紅茶は蒸らして ひび割れたグラスで召し上がれ
" 嗚呼、何と哀れなこと(Alas for me)!" 手を鳴らす方に
手取り足取り 私財を成すように
この破滅劇(カタストロフィ)も筋書き通り
時を待つのみ 死罪あるのみ
本当に美しく尊いものは目には見えないというのなら
この眼に映る世界は醜く汚れているというのか
夢見た遠い記憶の向こう 箱庭で踊る彼女は謡う
" 恥ずべきことのない運命なのだ ここには恐れることはない "
穢れた白に有象の罪 掲げるは正義 集う民衆(ギャラリー)
" 全ては造られた脚本通り 何も妨げるものはない "
着飾るように嘘を纏い 朽ち果てた真実の物語(ストーリー)
初めから全て終わっていたんだろう
着飾るように嘘を纏い 塗り替えるは史実の物語(ストーリー)
屍の上に咲いた薔薇は 淡い青 君が愛した色
「なあ、そうだろう――アントーニア」
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最終更新:2024年09月04日 22:30