曲紹介
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エリザベート・バートリの一族は呪われている。
それは「血の呪い」でありこの呪いは一族全て、その末子まで継がれる。
バートリ一族が呪われてしまった因縁は一族の祖である「ヴラドⅢ世」の宿怨に遡る必要がある。
「串刺し公」として恐れられた男は如何にして呪われたのか。
いいや、そうではない。
正しくは
"男は如何にして呪われなくてはならなかったのか"
これはヴラドⅢ世の物語。
呪血一族開祖の物語。
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曲名:『ドラキュラとなった男の物語』(どらきゅらとなったおとこのものがたり)
歌詞
(動画より書き起こし)
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色付き歌詞 |
超大国オスマンが東ローマ帝国を滅ぼし勢力をさらに拡大
東欧諸国はその侵略になす術がなく
蹂躙された
これは小国ながら
大国オスマンに抗い
人であることを捨て戦い続けた
男の物語
時は15世紀
舞台は ルーマニアの ドラゴン騎士団
総長治める 公国ワラキア
父の名を 継ぎ 齢十二で
人質となった ヴラドはその地で
初めて目にした「あの処刑法」
捕虜の間に父・兄暗殺
愛する祖国は 身内が 蹂躙
ヴラドは 誓った 祖国の 奪還
強さを手に入れなくては
ならない
冷酷無慈悲で奪わなくては
敵国オスマン臣従結び
祖国へ 凱旋 親族貴族を
殺しに 殺した大粛清
弾けろ内に宿した
怒りと濁り血を爆ぜて
墓を掘れ 己の眠る
永劫ベット鳴き叫べ
さぁ貴様たちが背いた男は
さぁ 目を凝らして 男の 字名(あざな)を
ドラクル悪魔の子の乱舞
ウラドに子ができ 初めて芽生えた
喜び愛情 それらが彼を
変えるのに時間は さほどかからず
かつて幼きヴラドが
父から学んだ禁秘を
我が子に 教える
領内北西 カルパチア山脈
"牙の山には近づくな“
"魔女がいる“
平和なワラキアに 影が射した
オスマン新書に 書かれた奉納
領内五百の優良男児を
ただちにスルタン(皇帝)に献上せよと
新書の 末尾に 書かれた
無慈悲な 絶対条件
試されたヴラド
妃も 家臣も 城内絶望
「貴君の 子息も 必ず 含めよ」
背けば 臣従 関係 破綻
飲めば愛する息子を失う
侵略 恐れる 家臣を前に
利発なミフネは己の責務と
父上予は 敵国 いきます
走らせ 牙の 山まで
昼夜問わずに 振り返らずに
魔の血を 飲めば
呪いが血族末まで 解けることなく
人智超えた力を祖国救亡
それがため人を捨て 呪血一族
開祖誕生ドラキュラ公
十万大軍 森奥深くに
誘い出したら 闇はウラドの 舞台
後世に 男の名を 轟かせた
闇夜の襲撃トゥルゴヴィシュテの惨劇
串刺せ殺戮 SHOW
この戦争に従軍したオスマンの年代記作者はこのように記している
「その光景を目にしたスルタン(皇帝)メフメトはこう呟いた
"こんな男とどう戦えばいいんだ!?"」
その後、東欧諸国がオスマンに屈する中ヴラドは戦い続け
1476年戦場の中で没す
彼の子孫は血の呪いを継ぎ
およそ100年の後、
あの女が生を受ける
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超大国オスマンが東ローマ帝国を滅ぼし勢力をさらに拡大
東欧諸国はその侵略になす術がなく
蹂躙された
これは小国ながら
大国オスマンに抗い
人であることを捨て戦い続けた
男の物語
時は15世紀
舞台はルーマニアのドラゴン騎士団
総長治める 公国ワラキア
父の名を 継ぎ 齢十二で
人質となった ヴラドはその地で
初めて目にした 「あの処刑法」
捕虜の間に父・兄暗殺
愛する祖国は 身内が 蹂躙
ヴラドは 誓った 祖国の 奪還
強さを手に入れなくてはならない
冷酷無慈悲で奪わなくては
敵国オスマン臣従結び
祖国へ 凱旋 親族貴族を
殺しに 殺した大粛清
弾けろ内に宿した
怒りと濁り 血を爆ぜて
墓を掘れ 己の眠る
永劫ベット 鳴き叫べ
さぁ 貴様たちが背いた男は
さぁ 目を凝らして 男の 字名(あざな)を
ドラクル 悪魔の子の乱舞
ウラドに子ができ 初めて芽生えた
喜び愛情 それらが彼を
変えるのに時間は さほどかからず
かつて幼きヴラドが
父から学んだ禁秘を
我が子に 教える
領内北西 カルパチア山脈
"牙の山には近づくな“
"魔女がいる“
平和なワラキアに 影が射した
オスマン新書に 書かれた奉納
領内五百の優良男児を
ただちに スルタン(皇帝)に献上せよと
新書の 末尾に 書かれた
無慈悲な 絶対条件
試されたヴラド
妃も 家臣も 城内 絶望
「貴君の 子息も 必ず含めよ」
背けば 臣従 関係破綻
飲めば 愛する息子を失う
侵略 恐れる 家臣を前に
利発なミフネは己の責務と
父上予は 敵国 いきます
走らせ牙の山まで
昼夜問わずに 振り返らずに
魔の血を 飲めば
呪いが血族末まで 解けることなく
人智を超えた力を 祖国救亡
それがため人を捨て 呪血一族
開祖誕生 ドラキュラ公
十万大軍 森奥深くに
誘い出したら 闇はウラドの舞台
後世に 男の名を 轟かせた
闇夜の襲撃 トゥルゴヴィシュテの惨劇
串刺せ 殺戮 SHOW
この戦争に従軍したオスマンの年代記作者はこのように記している
「その光景を目にしたスルタン(皇帝)メフメトはこう呟いた
"こんな男とどう戦えばいいんだ!?"」
その後、東欧諸国がオスマンに屈する中ヴラドは戦い続け
1476年戦場の中で没す
彼の子孫は血の呪いを継ぎ
およそ100年の後、
あの女が生を受ける
コメント
- 最高すぎ -- 名無しさん (2024-08-02 01:20:49)
- 3分半とは思えない内容の濃さ色々最高すぎる -- ナナシ (2024-08-03 11:01:50)
- 「あの男」氏かっこよすぎ -- 名無しさん (2024-08-04 13:25:03)
- 期待を遥かに超えて「あの男」が曲になった。 -- ミ゜ (2024-08-04 20:34:24)
- 呪われた血族にあの女が生まれる要因となった男だ、覚悟が違う -- 名無しさん (2024-08-05 22:26:05)
- シンプルミフネかわいい -- 名無しさん (2024-08-06 20:44:04)
- 続編…? -- 名無しさん (2024-08-06 22:32:08)
- この曲のおかげで中世が大好きになれた。ありがとう。 -- 無印 (2024-08-07 04:16:14)
- エリザベートきたぁぁぁぁぁ(遅い) -- 名無しさん (2024-08-09 09:26:13)
- エリザといっしょに見たあとなんだけどヤバい、まじで滝汗 -- 名無しさん (2024-08-11 15:12:05)
- 祖国を立て直すために冷酷無慈悲になった男が自分を変えてくれた息子を守るために人外になるお話なんだなぁ... -- さやえんどう (2024-08-18 22:48:20)
- 自分のため殺したエリザと息子のため殺したヴラドか・・・ -- 匿名 (2025-01-03 09:56:28)
- あの処刑法 が気になる -- 名無しさん (2025-01-20 15:48:48)
- 串刺し公めっちゃ -- 名無しさん (2025-02-14 13:40:53)
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最終更新:2025年02月14日 13:40