鯨

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目次

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作詞：イントロP
作曲：イントロP
編曲：イントロP
絵：坂倉オサム（WEB）
動画：イントロP
唄：KAITO

曲紹介

海の底の大きな生き物に想いを馳せる

曲名：『鯨』（くじら）

歌詞

（動画歌詞より書き写し+聞き取りによる書き起こし）

暗闇の中で灯す
幼い願いの言葉
「もう誰も傷つけたくないよ」

繰り返される諍い
争いに沈む大地
あたたかなものはいつも
掬う傍から零れていく
魚の群れのような影
弾ける紅玉(ルビー)の空
転がるように飛び込んだ
星の懐深くへ

Ah　大きな身体で
水圧さえはね返して
Ah　すべてを抱きしめ海の底で
眠れたなら

こんなに遠く　遠く
果てに辿り着いても
こころからは逃れられなかった
どんなに息を止めて
胸を空っぽにしても
肺は酸素を求め
無限の夜に喘いで
鯨を気取ってもがくばかり

なぞり続けるその轍
神様の指差す方へ
大切なもの守るため
見て見ぬふりが板についていく
下る鉄槌
砕ける金剛(ダイヤ)の粒
凍りつく声で叫んだ
これ以上奪わないで

いっそ　大きな口で
何もかもを一飲みにして
もう　すべてをマリンスノーにしてしまえたらな

こんなに暗い　暗い
底に辿り着いても
静寂なんて何処にもなかった
どんなに耳を塞いで
振り払おうとしても
音は内(なか)から溢れ
止まないノイズに惑って
ネモを気取ったって　弱いまま

Ah…

本当はもう気づいてた
孤独な鯨の正体
鰭の下に隠れた
僕らと同じ指
暗闇の中で響く
52ヘルツの歌
「もう二度と傷つきたくないよ」

こんなに遠く　遠く
果てに辿り着いても
「こころの灯が消えることはなかった」
どんなに踏みにじられて
涙流したとしても
見失わないで
命の炎の尽きるまで
鯨が教えてくれた道を

鯨の声が届くその先へ

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