シビルの狼

【検索用:しひるのおおかみ  登録タグ:2013年 UTAU こおろぎ 原之 曲さ 櫻歌ミコ 飯香
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作詞:飯香
作曲:こおろぎ
編曲:こおろぎ
絵:原之
唄:櫻歌ミコ(調声:飯香

曲紹介

「金色のかますを手に入れるまで帰ってはならない。」 王子は、祝福を受けて出かけていった。
途中の村で、村人が邪教の神殿をあがめているのを見たので、王子は割り込んで供物を手に取ろうとした。すると村人は驚き、神殿の中から声がして「私を恐れないのか」とたずねた。村人はひれ伏したが、王子は「恐れない」と答えたので、村人は怒って王子を打ちのめし、村から追い出してしまった。
王子が森の中を歩いていると、今まで見たこともない大きな灰色の狼に出会った。
曲名:『シビルの狼』(シビルのおおかみ

歌詞

緋色に燃える旅の若武者
禁断の森を知らないのだろう
私の祠を馬の足蹴にして
道のない場所へ踏み込んでくる

シビルの古い狼 私の姿を見れば
十人の狩人も 平伏して逃げる
孤独な灰色狼 私に捧げるため
千年の昔から伝わる 祭りの歌

村人が"聖なる"と呼ぶ小川を
少年は乗馬で渡り
木の間から私を見るや
躊躇わず剣を抜く

嘶き高く迫る騎馬武者
狼に勝てるつもりなのだろう
私は躱して馬の横腹を
死神の爪で深く切り裂く

投げ出された戦士が
驚いたように 土の上で睨む
千年の命のなかで
初めて人に見つめられた日だ

いざって私に距離をとる少年
近寄れば剣を振るうのだろう

私は人と話がしたい
牙を剥いて戦いたくない

「恐れるな」
という私の願いが
狼の喉から出る

怖れてなどいない!

よかろう死神を恐れない人よ
この森の先へ
行きたいのだろう

私がお前の馬の代わりに
どこまでも乗せて走ろう

シビルの古い狼 私の姿を見れば
十人の狩人も 平伏して逃げる
孤独な灰色狼 私に捧げるため
千年の昔から伝わる 祭りの歌

耳慣れない声が 足取りと共に肩の上で揺れる
千年の命のなかで初めて人のために走る日だ


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最終更新:2024年09月19日 21:11