曲紹介
「拝啓、My Dxxr」
曲名:『Summering』(サマリング)
- じん氏曰く「カゲロウプロジェクトの楽曲ではない」「これは自分たちの作風だと思う」とのこと。
- 後のじん氏の配信にて、“決別”の曲ではないとも言及された。
- 2024年12月30日、自身22作目となるミリオン達成。現在ボカロオリジナルでミリオンを達成している曲の一つである。
歌詞
入道雲は きっと
紙に描いた 落書きでした
嗄れた声は きっと
聞き違いの 耳鳴りでした
息が詰まる程
目を覆いたくなる程
全部が綺麗でした
彼れを 如何と呼ぶんでしょう
君は
追想
錆びた鉄橋
人知れず 足を向けました
湿気った匂いが きっと
逸れ者の 逃げ場所でした
薄い缶バッヂも
すぐ剥がれたシールも
全部 宝物だったのです
いつしか、真面になったんだ
其れが何でか、本当に
時折、恐ろしくなるのです
バイバイ、My D××r
如何か、汚れないでいて
真っ青な風景に
繊細な儘でいて
過ぎ去る夏が
息を止めた頃に
今更、後悔に 耽たのです
降る、夕立に
晴れ上がりが覗く
厭に澄んだ 風合いと匂いのまま
潸然、頰を打った群青に
気が付けど
悲しい哉、忽然と
去ってしまうのです
拝啓
僕は きっと
馬鹿にされるのが 嫌でした
陰気な奴と ずっと
虐められるのが 嫌でした
だから、愛しくて
手に余る物 全部を
全部 置き去りに
生きたのです
降る、夕立に
晴れ上がりが覗く
吸って吐いた群青に
溺れそうな程
卑しい哉、思うのです
ずっと
怱々
バイバイ、My D××r
如何か、忘れないでいて
真っ青な風景に
傷を遺していて
過ぎ去る夏を
何度も書き捨てて
失う決心が 付いたのです
入道雲は きっと
僕の描いた 落書きでした
歪んだ空も きっと
一人分の 幻でした
触れれば、痛む程
目を背けたくなる程
全部 本物に
見えたのです
コメント
- お疲れ様でした。ありがとうございます。さようなら、いってらっしゃい。 -- 名無しさん (2024-10-04 07:20:01)
- これがあの夏の終止符かどうかは分からないけど、ただただじんさんが描いてきた夏の続きを見ることが出来て良かった。 -- 名無しさん (2024-10-04 08:52:44)
- あの夏をありがとう、この曲をありがとう。ボロボロになったこのクリアファイルも大切にします。 -- 名無しさん (2024-10-04 13:49:58)
- 今まで自分達に夏を見せてくれて本当にありがとうございます。夏が終わっても青春は消えない。この思い出は大事に抱えます。 -- 名無しさん (2024-10-06 15:29:46)
- bye bye my dear -- 名無しさん (2024-10-07 15:20:28)
- 界隈の絵師さんのマシュマロで見たんだけど、どうやらあの日から四十九日らしい。しばらく引きずってるけどさよならしなくちゃなぁ…… -- メカクシ完了 (2024-10-09 10:26:36)
- 俺たちのためにまた青春を見せてくれて、聴かせてくれて本当に有難いな… -- ただの魂 (2024-10-09 23:31:05)
- お疲れ様です。きっと私達に宛てた手紙なのかな、なんて想像して、頭の中で創造した日を思い出しました。ありがとう。あの夏は忘れないよ。ばいばい、My Dear -- 名無しさん (2024-10-12 00:20:46)
- 『夏の為の葬式』って言ってるけどこれでカゲロウデイズが終わるのかな -- 名無しさん (2024-11-17 15:03:06)
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最終更新:2025年04月07日 01:44