曲紹介
曲名:『綴じ込めた海』(とじこめたうみ)
歌詞
(動画説明文より転載)
寄せて返す不確かな言葉が、
雑感に消えてゆく。
きっと簡単な造りなのに、
穿った見方をしている。
脈は基準値以内で、
でも心臓の中の液体が溢れ出しそうで、
そんな時に、
隣に誰かがいた、
それを青春と呼んでいただけさ。
幽霊船地球号に乗って、
轍を早足で歩く君を、
パイオニアだと呼んでいる人たち。
なるべく外側を征こうとして、
ポケットの「夏」が溝に嵌る。
僕たちの青春が、
終わってゆく。
いつの間にか行われていた戦争の結末は、
きっと誰も知らないはずなのに、
悟った顔で生きる僕たち。
季節ごとの海綴じ込めた、
一眼レフの中で微笑んでいたあの子は、
溢れ出した液体を飲み込んで、
あの夏そのものになってしまったんだ。
なるべく外側を征こうとして、
色覚が薄くなってしまう、
有り触れた時流だ。
幽霊船地球号に乗って、
三泊四日のサイコダイブを試みたが、
どうにも上手くいきやしない。
それなら誰かが落とした夏を、
読み耽るのはここら辺にするよ。
どうせなら、飛ばせないアウトロを征くさ。
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最終更新:2024年10月13日 15:16