曲紹介
砂浜の眩しさ、潮風の熱さ、水平線の青さ、波の騒めき。海が俺を呼んでいるー!――本当は、ちょいと違ったんだけどな。
曲名:『Seaside Singer』
歌詞
銀に輝いた飛沫に胸は高鳴りむせ返る潮風にいつしか酔わされ
目も眩む白砂が熱を帯びる中で一人の聴き手もなく歌い始めた
蒼と碧の狭間に吸い込まれるように理由も考えずまたここに至る
もし訳を問うならばこう語るのだろう――
「渚が、ただ俺を呼んでいるから」
透き通る水は光と歓喜を堪えて熱く揺らぐ空気は思い出を抱く
友と来る浜ならば尚更賑やかでわきあがる感情は雲ひとつなく
それなのに何故今日は波音が痛い? 景色も心乱し見透かすようで・・・・・・
深さも知れない碧の奥に求めるのは安らぎか、それとも、誰かの面影?
心揺さぶる怒涛は激しく、その上力の抜けるような優しい感覚
瞼の裏に込み上げて疼く 思いは外に溢れぬよう泡に溶かして
その時にはじめて事実に気づいた 一つが知らぬ間に積み上げた痛み
そして渚がこの身を呼ぶ訳ではなく潮騒に焦がれたのは自分の方だったと――
細波の囁きは胸に染み渡って緩やかに感傷を押し流してゆく
再び友とこの砂を踏むときはもう曇りさえ見せずに笑えるだろう
翌朝の渚にはどんな風吹くか水面は穏やかに揺れているのか
眩しさも火照りも騒めきも抱きしめて笑顔を取り戻し歩き始める
代わりに歌一つ、ここに残して・・・・・・
コメント
コメントを書き込む際の注意
コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、
以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。
コメントする際は、絶対に目を通してください。
- 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現)
- 特定の個人・団体の宣伝または批判
- (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ”
- 長すぎるコメント
- 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題
- 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント
- カラオケ化、カラオケ配信等の話題
- 同一人物によると判断される連続・大量コメント
Wikiの保守管理は有志によって行われています。
Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
最終更新:2024年10月21日 00:34