曲紹介
「小夜あくるままに汀や温むらむ近づきゆく布都の浦波」
‐ 20XX/8/17 AM3:04-7:28
曲名:『小夜あくるままに』(さよあくるままに)
歌詞
夜汽車が鳴くころ
眠気の目を覚まして揺れる
昨日のアイスの
すべてが溶けてしまっていた
背中の裏から 温った空気が混ざっていく
側には眼の映ずる 灰色の雨粒
真夜中 歌うぼくら
明日を夜汽車の光に巻くから
レールが続いていくこと
耳を塞いで知らんぷり
そうして向かう ぼくら
鈍色の日々を抜け出してさ
ただベールを纏っているように
「もしも」に揺られているだけ
夜汽車が鳴くころ
あなたが指し示した針が
乗り気でなかった
心を動かしていたから
真夜中 揺れる奥の
冷たさの側で取り詰めていく
ただヘイズに沈んだぼくを
晴らしてくれた太陽が
朝日が楽しみになっているのは
いつぶりだったか 微笑む
真夜中 向かうぼくら
昨日を夜汽車の煙に巻く
まだテイルは続いていくこと
忘れちゃっていた 許してね
そうして 迎う朝に
穏やかに瞬く眼を見つめた
ただエールを貰っていること
ちょっと照れくさかっただけのねこ
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最終更新:2025年06月25日 16:09