海岸線のパラドックス

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目次

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作詞：うみゃ
作曲：うみゃ
編曲：うみゃ
唄：梵そよぎ

曲紹介

海岸線は見る尺度によって長さが変わるんだ。僕たちの世界も、視点を変えると違って見えるのかもしれないね。

曲名：『海岸線のパラドックス』（かいがんせんのパラドックス）

• うみゃ氏の17作目。
• そよぎフラクタル創作コンクール ソング調声部門最優秀賞受賞作品。

歌詞

海岸線のパラドックス　僕は誰であるんだろう
傀儡じみた生成物　閉じ込めた無限構造

複製を生んだ定規と
連続性霊長怪事象
風に撫でられて歩む物語
哲学的推論　背後に
1/F揺らぐ包囲網
溺死を悟るのは零れた
あなただから

落下している
客観している
設定している
投影している
形成している
成長している
メタフィクションと寄り添ったんだ

海岸線のパラドックス
僕は何になるんだろう
生態系のインデックス
フラクタル描いた個を差し出して
証明してやる　証明してやる
解に藻掻いた全体像が
僕らを描くのだから

論外と呼んだ瘴気と
電脳象限儀覗いたの
傷に絆されて測る物語
梵天の行間　鉄鎖と
幾何学的景状　逃避行
歴史を満たすのは縺れた
あなただから

落款している
葛藤している
欠陥している
続行している
生成している
創造している
イマジネイションを象ったんだ

海岸線のパラドックス
僕はどこに行くんだろう
体感性のボルテックス
不確定な経度　どうぞ巻き込んで
追究してやる　追究してやる
快か不快か感情論が
世界を紡ぐならば

遠ざかれと警告音が響く
俯瞰を剥いだ波の角が突き刺す
ああ　行かなきゃ
時空の分解能に意図はすり抜けた

海岸線のパラドックス
画面越しの生命よ
傍観　排のNOx
暗くなる期待を咳気としたって
回答してやる　回答してやる
彼が掲げた北極星を
見上げる僕らは

海岸線のパラドックス
同じ場所に居ないんだろう
表現上はクライマックス
砕き割りそよいだ生を受け持って
肯定してやる　肯定してやる
乖離冒した成層圏に
僕らは在るのだから
僕らはひとつだ

海岸線のパラドックス

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