微睡は実に沈む

【検索用:まとろみはしつにしすむ  登録タグ:2023年 IDONO KAWAZU VOCALOID 初音ミク 曲ま
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作詞:IDONO KAWAZU
作曲:IDONO KAWAZU
編曲:IDONO KAWAZU
絵・動画:IDONO KAWAZU
唄:初音ミク

曲紹介

沈むなら何処迄も。
曲名:『微睡は実に沈む』(まどろみはじつにしずむ

歌詞

AWAより転載)

何回だって描き出そうか
本当に消えてしまう前に
この(ことば)の意味を(ただ)す為に

青い鳥ならば食べてしまった
お腹の虫が五月蠅かったから
最後の仔細は知らないまんま
警告音(ビープおん)だけが鳴り響いていた

白い呼気が咽喉(のど)を攫んだなら
じんわり頬に熱が燈ったのだ
霧に罹った頭葉から透かした
岑々(しんしん)たるは彼辺此辺(あべこべ)の所為か

勉強家じゃなくて低徊家なら
望蜀(ぼうしょく)に託つけて己惚(うぬぼ)れと嘆け
(がく)から垂れた深紅の洋墨(インク)では
心裡の霏霏(ひひ)なぞ描けはしまい

床の軋みが夜気(やき)を揺らしたら
目蓋(まぶた)の重さが気になり始めた
詮なき日々でも疲れはします
戦う姿勢ぐらい褒めて欲しい
無数の風花が灰色の窓を覆う

何回だって描き出そうか
本当に枯れてしまう前に
この(すずり)(ひび)に気付く裡に

難解だって弾き出そうか
実際が冴えわたるまでに
この(うれい)の意味を悟る為に

夢であるから理性なんてもの
所在を訊ねればお釈迦だって
目覚めた後に何も無くなって
無常観に浸ってしまうが性ね

皸が走る蒼白たる皮膚でさえ
今の僕には相応しさも感じる
渇いた吻端(ふんたん)、ざらつき舐めて
血の味を覚えて、独りで哭く

何回だってやり直そう…

何回だって描き出そうか
現実が解らなくなる前に
この躰を保ち続ける為に

冥々だって目を瞑ろうか
幻想が解けてしまう前に
この想いを春へ託す為に

凍える夜半に温い微睡を
横たわる闇に赤い篝火(かがりび)
震える星に煌めく三鞭(シャンパン)
眠れぬ僕に、厚い毛布を

仮令(たとえ)貴方が忘れようとも
僕は全てを受け入れるよ
思い出す度何度も会おう
夢現つでも待っているよ
その日まで「おやすみ」

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最終更新:2025年07月23日 18:21