開瞼は虚に耽る

【検索用:かいけんはうろにふける  登録タグ:2023年 IDONO KAWAZU VOCALOID 初音ミク 曲か
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作詞:IDONO KAWAZU
作曲:IDONO KAWAZU
編曲:IDONO KAWAZU
絵・動画:IDONO KAWAZU
唄:初音ミク

曲紹介

現実を生きます。
曲名:『開瞼は虚に耽る』(かいけんはうろにふける

歌詞

AWAより転載、フリガナは動画より書き起こし)

なんて物を追いかけたのだろう
気づきゃ僕は奈落の底だ真逆様
てんで無下な切り売り勘定さ
此方の側に伯楽はなくご愁傷様也
きっときっと
足搔けどご破算仏の(たなごころ)

何を求めど誰を目指せど
瞼の裏には望んだ景色はない
幽明線を縫って八裂散りし流され

何に縋れど誰を待てども
天空(そら)から迎えが来るなどわからない
塵と化した憧憬
只々まだまだ悪夢は醒めない
それでもう何時

そうだ僕は逃げ出し
向こうは桃源はなく
不幸な風が上手かった
どうにか分かって欲しかった

凝らせど凝らせど
此処に目印など一つすらない
足掻けど足掻けど
剥がれゆく皮膚の剥き出しさえ
祓えど祓えど
集う蟲鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)の怨
空の脳腫、渇く眼球
奪われたわ五臓六腑
理想と願望が構成する世界でも
消極的脳幹じゃ報わぬ

何を模しても誰を真似れど
僕の居場所は何処にも見当たらない
疑懼(ぎく)の拘泥もっと
正しい順序を教えて

何に祈れど誰に頼れど
天空から救いが来るとは思えない
(えん)と化した巧言
いつ迄たてど中々止まない

這々這々いないいないばあ
何を呪えど誰を恨めど
瞼の裏には望んだ景色はない
幽霊船に乗って浮木の如く流され

何をつかめど誰になれども
天空から迎えが来るはずなんてない
塵と化した狂言
只々悪夢は醒めないなら

そして僕は気が付いた
夢現も変わらぬと
脱兎如く飛び出し起床
鈴が鳴りて宙ぶらりん

「ちりんちりん」
凝らせど凝らせど
此処に目印など一つすらない
それで良いそれが好い
終わりも始まりも曖昧で
探れど手繰れど
蜘蛛の糸が垂れぬ現実(ひび)
舐めて噛んで呑んで
生きていたいのさ

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最終更新:2025年07月24日 15:06