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トラウマブレイカー

最終更新:

homuhomu_tabetai

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作者:O20OKj4M0

797 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/03(金) 00:06:23.70 ID:O20OKj4M0


こんにちは、アルティメットまどかです。
今日は概念になって全ての世界線を見聞きできるようになった私が実況を担当します。

ここはグンマーはM市の某病院。
何階建てかわからないほど高層の建物の一角に、大きな個室があります。
そこに入院しているのは上条恭介くん(14)。

りぼほむ「ホーホムッ!」キョースケ!

あれ? 病室なのに害虫がいるよ?
…っと、あれは上条くんの飼いほむのようです。物好きだなぁ上条くん。
一ヶ月前に、看護婦さんに車椅子を押してもらって病院内の庭園に散歩に来ていた上条くんが、猫に襲われていたこの子を見つけて保護してあげたのです。
以来すっかり懐いて、発音出来ないながらも飼い主の名前は覚えたよう。
もっとも、上条くん自身にとってはあくまで暇つぶしに、たまたま希少種で器量の良いやつが落ちてたので拾ってきただけだそうです。

恭介「はぁ…………」

その上条くん、なんだか深刻そう。
どうしたのかな? …あ、そうか! 今日はさやかちゃんが魔法少女の契約を交わしてしまう日です。
概念になって知ったけど、上条くん、あの日さやかちゃんに結構酷いこと言ってたよね…。
あれは契約してもしょうがないと思う、うん。
とか思ってるうちにさやかちゃん来ちゃった。


「さやかは…僕をいじめてるのかい…?」
「動かないんだ…もう…痛みさえ感じない…!こんな手なんてっ…!」
「諦めろって言われたのさ」「今の医学じゃ無理だって」「僕の手はもう二度と動かない…」


このシーンは何度見ても心が痛むなぁ。
ここでさやかちゃんは窓の外のキュゥべえに呼びかけようとするんだけど、
残念! 神まどかさんがカーテン閉じちゃってました~。

ここですかさず、名言言っちゃう前のさやかちゃんに呼びかけます!


――――さやかちゃん――――

(……まどか…?)

――――奇跡も、魔法も、あるんだよ!―――― ハラパン!!

さやか「グフッ!!」キゼツ

恭介「さやか……?さやかあああああっ!!?」


物理(フィジカル)? ううん、魔法(マジカル)だよ! ティヒヒ♪
上条くんからはさやかちゃんがひとりでに吹っ飛んで倒れて気絶したようにしか見えません。
さっきまで自分のことで精一杯だった上条くんが、さやかちゃんの名前を呼びながらナースコール連打してる姿、
気絶してなかったら多分さやかちゃん鼻血噴いてしんじゃうよね。手加減しなくて良かった!
そんなこんなしてる間に、すっかり空気と化していた飼いりぼほむの傍らにいつのまにか淫獣が出現しています。
上条くんの告白に衝撃を受けたのはさやかちゃんだけではなかったみたい。


QB「僕と契約して魔ほむ少女になってよ!」

りぼほむ「ホムン! ホムホマァッ!!」ナル! ナルカラ キョウスケ ナオシテ!!

QB「契約成立だね。受け取るといい これがキミの運命だ!」

りぼほむ「ホマアアアアア」ムナモト ペカー


キュゥべえは上条くんに見えていないので、りぼほむの様子にも気づいていないようです。
やったねまどちゃん! 魔法少女仲間が増えるよ! いらないけど!
やっとこさやってきたナースさんが倒れてるさやかちゃんを見て悲鳴をあげて、次に血まみれのベッドと上条くんの左腕にまた悲鳴をあげて、病室が慌ただしくなりました。

今日はこれで成功!
あとはさやかちゃんがちょっと勇気を出せば大丈夫。



~ 翌日 ~


恭介「さやか、昨日は大丈夫だった!? 急にふっ飛ばされて気絶しちゃったからすごく心配したんだよ」

さやか「だ、大丈夫大丈夫! ほら、あたし小さいころからよく何もないところで転んだりしてたじゃん?
    まあ何もないところで(身体が宙に)舞い上がっちゃったのは我ながらびっくりしたけど……」

恭介「あ…あと…昨日のこと、ごめん。言い過ぎた。治療が上手く行かなくてイライラしてたんだよね。
   だからって、いつもお見舞いに来てくれるさやかに酷いこと言って……」

さやか「いいっていいって! …気持ちをぶつけることで恭介が少しでも楽になるなら、私はそれでじゅーぶんだか…」ポロッ

恭介「さやか……?」スッ

さやか「んっ……(わ、恭介に涙拭われた…?)…って…」

さやか「恭介! 左、指、動いてる!」

恭介「えっ…? え、わああああっ!?」

さやか「こんなにリハビリ進んでたの? いつのまに!?」

恭介「昨日までは全然動かなかったよ!  ……完璧に動く、思いのままだ!」ワキワキ

さやか「……じゃあ、治ったの…なんで!?」


あらら、大騒ぎになってるみたい。
慌ててお医者さんを呼ぶと、上条くんはそのまま検査のために病室をあとに。
残されたさやかちゃん、暫く呆然としてたけど、そのあとわんわん泣きながらけらけら笑って、泣き疲れてベッドに突っ伏して寝ちゃった。ティヒヒ、可愛い!
一方でりぼほむは……


りぼほむ「ホミャアアアッ……///」ニコニコ


ニヤつきながら寝床でクネクネしてる……さやかちゃんは可愛いのに、ほむほむはちょっと気持ち悪いね。
ここでほむりんがるを取り出して、いまの心境をお聞きしましょう!


「ホーホム ホムァー…」(キョースケ なおってよかった)
「ホムホマァ////」(これでもっと私を可愛がってくれるかな////)
「ホムホーホムホム」(病院から出たら ちゃんとしたおうちの飼いほむだね)
「ホム…ホムホム!!」(それに…綺麗な白まどもくれるかも!!)
「ホムホ…ホムホム…ホヒャヒャヒャヒャヒャハ!!」(豪華なエサ…豪華なおうち…そして白まどWRYYYYYYYYYY!!)


うわぁ…さやかちゃんの願いもちょっとは下心あったけど、
りぼほむの願いは下心しかないよ…この時点でソウルジェム濁ってそうな糞っぷりだよー…。
流石の私も少しひいちゃうなぁ…。あ、恭介くん帰ってきた。ほむりんがる用意しとこっと。


さやか「ん…………」

りぼほむ「ホーホムッ!」ピョンピョン

恭介「起こしちゃった?」

寝起きのさやかちゃんの髪を左手で優しく掻きあげてる! さやかちゃん顔真っ赤にして可愛いなぁ~。
りぼほむは必死にアピールしてるけど上条くん完璧に無視してるね。よし、ほむりんがるセット完了。

恭介「左手、完全に治ってるって。詳しい検査結果はまた今度だし、足のリハビリが終わるまでは退院できないけど、すごい奇跡だよ」

りぼほむ「ホムゥン!」(わたしのおかげだよ!)

さやか「よかったね、恭介…」ポロポロ

恭介「(なんか今日のさやか可愛い…)」キュン

さやかちゃん、一回涙腺緩むと弱いからねぇ。珍しい泣き顔に上条くんあたふた。
一方りぼほむは無視されて地団駄踏んでる。

恭介「また泣かせちゃったね、ごめん」ナデナデ

さやか「!! ///……だっでうれじいんだもんんんん…!!!」ボロボロ

恭介「」キュンキュン

よし、上条くん陥落寸前! あとちょっとがんばれさやかちゃん!

恭介「…どうしてさやかはそんなに、僕のこと考えてくれるの?」

さやか「ひっ…ひぐっ…じゅきっ…ずぎだがらにぎまっでるじゃんがああああっ!!!」ナミダ ドパア

恭介「ーーー~~~っ!!?」ビクンビクンビクンッ


はい落ちた!上条くん落ちた!
思わずさやかちゃん抱きしめる上条くんにびっくりして泣き止むさやかちゃん!
BGMは泣き叫ぶりぼほむ!

りぼほむ「ホマッ!? ホビャアアアアアアッ!!」(キョースケっ!? なにその女!!)
りぼほむ「ホムホム!! ホムホムゥウウウウッ!!」(治したのはわたし! こっちみてキョースケエエエエっ!!)

恭介「僕の手が治ったのは、もしかしたらさやかの愛のおかげかもしれないね…」キリッ

りぼほむ「ホミィイイイイイイイッ!!!」(いやああああああああっ!!)

りぼほむ「ホミ…ホミミミミミミミミ」()ガリガリガリガリ

うわあ、凄い勢いでソウルジェムが濁ってる……。
完全に黒く染まりきるその瞬間、わたしはりぼほむの前に姿を表わす。


りぼほむ「ホマァ…?」ダレ…?

神まど「迎えに来たよ。いままでよく頑張ったね」ナデナデ

りぼほむ「ホムゥン…///」ポワー

りぼほむ「ホミャア、ホミャアアン///」ゴシュジンサマー、ナデナデシテー///


このりぼほむ、上条くんには一度も直に触ってもらったことすらなかったんだよね。
頭を撫でてあげたらと簡単に懐いちゃった。
そのまま全身を撫でてあげると、気持ちよさそうに身体をくねらせてる。
ちょっと発情してきたところで、両手で持ち上げて、顔の前に持ってきて、


りぼほむ「ホミャァン?///」

神まど「…いただきまーす」

ぱくり ごりゅ ホビャアアア むじゅっ マドギャアアア こりこり ココジャナ… ぐみゅっ …ッ ぶちゅ

神まど「…きゅっぷい」


美味しかった! 流石腐っても希少種だねぇ。
最近はキュゥべえを上手く操って、魔法少女じゃなく魔ほむ少女を生み出させるようにしてるんだ。
ほむほむたちは願いが短絡的だから大体1日2日で魔女化しちゃうし、意外とエネルギー効率はいいみたい。
宇宙のためのエネルギー資源になるし、害虫駆除にもなるし、わたしのご飯になるし、ひとほむで三度美味しい!


恭介「…あれ、りぼほむがいない…まあいいか、どうせ入院中の暇つぶしだし。
それに今、ぼくにはさやかがいるからね」キリッ

さやか「恭介…////」


……さやかちゃん。本当にその男でいいの…?
なにはともあれ、みんな幸せになりました。おしまいっティヒヒっ♪

QB「わけがわからないよ」


おまけ

808 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/03(金) 00:52:39.99 ID:O20OKj4M0
ほ虐しないさやかちゃんがメインで出てくるSSがなかなかないから自分で書いてしまった
>>806さんの言ってる通り、今回はちょっと前に議論出てたほギャグ意識してました
最近豊作で本当に嬉しいです



感想

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  • さやカフェの作者?
    絵上手いな
  • そもそもこのりぼほむ何処も頑張った形跡が見当たらないんだけど・・・
  • これキュゥべえが魔法少女にやってることと何が違うんだ?
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