漢字の大海

嘉魚

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houji

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【嘉魚】(いわな)

サケ科の硬骨魚。
アメマス、ニッコウイワナ、ヤマトイワナ、ゴギの4地方群(亜種)に分けられる。
本州以北の河川最上流にすむ陸封魚だが、北の地方にすむアメマスには降海するものも多い。
ふつう暗緑色の地に多数の小さな白~朱色斑点がある。
最大全長80センチメートル(ふつう20~50センチメートル)。
渓流釣りの代表的釣魚。美味。
ヤマトイワナの紀伊半島産のものはとくにキリクチと呼ばれる。
<広辞苑第六版>


解説

「岩魚」「鮇」「紅点鮭」「白点鮭」とも書く。
また、現代の中国では「嘉魚」と書いてマダイ(真鯛)を表すらしい。

語源

和名の「いわな」は、「いわ(岩)+な(魚)」で、よく岩の下に潜んでいることに由来。
漢名の「嘉魚」は、めでたい魚とされていたことに由来。(何故めでたいのかまでは未調査)

  • 備考
    • H23年度第2回漢検1級(六)熟字訓・当て字にて出題


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