漢字の大海

2012-01-23

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更新

漢検問題/1級/H23年度第2回のページに文章題を追加。
熟語 惻怛 権衡 暁天 嘖嘖 尠少 彝倫 惻怛を追加。

来週はいよいよ漢検の試験日ですね!
私もラストスパートで頑張っているところです。
というわけで、本日は自分の勉強も兼ねながら四字熟語の復習をしてみましょう。

復習

【突怒偃蹇】(とつどえんけん)
人が怒ったり、おごり高ぶっていたりするさまをゴツゴツした岩にたとえた言葉。
「偃蹇」とは高くそびえるさま。また、おごりたかぶるさま。
「偃蹇」は色んな意味がある擬態語なので、イメージがつかみにくいです。。。

【南蛮鴃舌】(なんばんげきぜつ)
外国人の意味の分からない言葉を、さげすんでいう言葉。
「南蛮」とは外国の蔑称。
「鴃舌」は「モズの舌」で、ピーチクパーチク何を言っているか分からないさま。
「鴃」の字は「鳥」が偏の位置に来るので書き取りの際は要注意ですね(^^;

【桂玉之艱】(けいぎょくのかん)
物価の高い都会で、生活に苦しんだり、また、そのような状況で苦学することのたとえ。
高価な桂より高い薪と、珠玉より高い食べ物に苦しむ意から。
今の日本も、諸外国と比べると物価が高いので、まさに桂玉之艱といえそうです。

【沈鬱頓挫】(ちんうつとんざ)
詩文の字句や内容に風格や含蓄がありすぎて、意味が通じにくいこと。
「沈鬱」は気分が沈むこと。また、心が晴れ晴れしないこと。
「頓挫」は中途で行き詰まること。

【万物殷富】(ばんぶついんぷ)
国が富み栄え、すべての物が勢いが盛んで豊かであること。
「殷」は「殷ん」と書いて「さかん」と読みます。
つまり、「殷富」とは富み栄えること。
今の世界において万物殷富なる国といえばどこになるんでしょうねぇ。。。

以上、復習終わり!

しかし四字熟語は本当に手強い。。。
1級配当四字熟語だけで1200語程度ありますからね。
1日3語覚えても1年以上かかっちゃいます(><;

なので、時間に余裕がある時に100語とか一気に覚えて、
後から忘れた語を覚え直すという方法を採っています。
「とりあえず詰め込んでみる」という覚え方は、
漢字に限らず他の分野でも有効な気がするので、
暗記が苦手な方はぜひ試してみてはいかがでしょう(^^

ではでは、今日はこの辺でー。

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