漢字の大海
胙
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houji
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【胙】
読み
- 音読み
- 訓読み
ひもろぎ、そなえもの
字義
①ひもろぎ。
祭りのときに、かさねて神に供えた肉。
祭りのときに、かさねて神に供えた肉。
ひもろぎ【神籬】
往古、神霊が宿っていると考えた山・森・老木などの周囲に常磐木(ときわぎ)を植えめぐらし、玉垣で囲んで神聖を保ったところ。
後には、室内・庭上に常磐木を立て、これを神の宿る所として神籬と呼んだ。
現在、普通の形式は、下に荒薦(あらこも)を敷き、八脚案(やつあしのつくえ)を置き、さらに枠を組んで中央に榊(さかき)の枝を立て、木綿(ゆう)と垂(しで)とを取り付ける。
ひもろぎ【胙】
(神籬(ひもろぎ)に供える物の意から)神に供える米・餅・肉など。
<広辞苑第六版>
②お供えをして、神の恵みにむくいる。
また、客が主人に返杯する。
同義語:酢
また、客が主人に返杯する。
同義語:酢
③しあわせ。恵みを与える。
同義語:祚
同義語:祚
解字
形声。「肉+(音符)乍」