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イノ=ヘレティック


魔神王教団の親衛隊長を担当していた少女。
その間は中佐、魔神軍設立後は大将(将来的には総帥)となった。
18歳、女性。身長165cm、体重54kg。青い髪を三つ編み。
出身は魔神王教団本部施設。

魔神王教団が滅ぼした村から拉致され、育てられていた孤児。
エッセに忠実に従う手駒として重宝されていたが、
それは才能を買われての事であり、もし秀でた潜在能力が
明るみに出なければ、他の人間と同じく強制労働を強いられるか、
あるいは即座に殺され、大地の養分と化していただろう哀れな存在。
だがその実、組織内に溢れる被害者達の怨嗟の声に耐え切れず、
内心は誰より自由を求めて絶えず葛藤している。
その一方で、仲間達を大事に想う心がそれを阻害している。

ちなみに他の魔神王教団幹部には無い特徴として
外の世界をほとんど知らないため、一般常識にはやや疎い。
他の幹部達の教育で何とかカバーされているぐらいに酷い。
魔神王教団幹部はそれぞれ特異極まる武装を保持しており、
彼女は銃と斧の混合兵装『アックスボンバー』の扱いを得意とする。
斧の刃を盾代わりに備えて対物狙撃砲として狙撃が可能である。
柄が砲身になっており、遠近共に強力である。

魔神王教団内乱の際にロバートを捕縛し、
その彼の反逆の毒に触れたこともあり、一念発起。
身近な者を連れ、教団を抜け出す事を決意するが、
彼女に待ち受けていたのは、より過酷な宿命であった。
苛烈な攻撃で教団の仲間を全て失った彼女は、実の親の仇にして、
育ての親であるエッセ=ギーゼンを自らの手で討伐。
散り逝く戦友(とも)に未練など無い、と言い放った彼女は、
何故か彼女を気に入ったレオナ=タブーフィールダーと共に、
スカウトも考えていた勇者軍とは袂を分かつ事になる。

それから数ヶ月をかけて、彼女は独自の私設軍、
魔神軍を結成し、そのリーダーとして決起。
立場と方策の違いから、やむなく勇者軍と対立するも、
最終的には宿命のライバルたるロバートと共に
魔神王をその身に宿し、依代となって戦争を終結に導いた。
ちなみに愛犬家らしく、ペットにクロも連れていた。

その後はゲボラ・マフィアを自力で討伐したりと、
本来の活動に勤しんでいるようであるが、
散り逝く戦友に未練は無くとも、贖罪の意識が常に働いていたようで、
何としても生き抜く事を、第一義として動いていたようだ。

性格的には感情表現が希薄ながらも、実は情緒が豊か。
歪んだ教育のせいであり、むしろ外へ出れば
ある程度までは普通の性格になっていった。心配性の気がある。
なにやらヒーロー願望でもあるのか、
ロバートの紋切り型口上に異様に反応したり、
勝手に存在しない流派名を名乗ったりと、意外にやりたい放題。
口調にも癖があり、割と女性的な言葉遣いは避ける傾向がある。
ちなみにヘレティックとは『異端者』の意味。
唯一内輪の中で生まれた存在であるために付けられた。
好物はチョコレートアイスクリーム。
最終更新:2018年03月16日 20:45